概要
- ウルフ・リサーチは、イランとの緊張激化の中でトランプ政権によるエネルギー価格上昇の抑制手段が限定的だと指摘した。
- ウルフ・リサーチは、原油価格抑制の手段として、DFCの海上保険プログラム、戦略石油備蓄(SPR)の放出、バイオ燃料規制の調整、ガソリン税免除などを挙げたと伝えた。
- ウルフ・リサーチは、専門家がエネルギー価格の行方は政策よりも実際の紛争状況により大きく左右されるとみていると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



米国がイラン情勢に伴うエネルギー価格の上昇を抑える手段は限られているとの分析が出た。
5日(現地時間)、ウォルター・ブルームバーグによると、ウルフ・リサーチ(Wolfe Research)は最近のリポートで「イランとの緊張激化で上昇するエネルギー価格を抑制するために、トランプ政権が使える政策手段は多くない」と指摘した。
ウルフ・リサーチは、トランプ政権が原油高の進行を抑えるために活用できるカードは3~4つにとどまるとみている。ウルフ・リサーチは「(原油高抑制策の一つとして)米国際開発金融公社(DFC)の権限で政府支援の海上保険プログラムを導入し、これを通じてホルムズ海峡を通過するタンカーの航行を促す案がある」とし、「別の措置としては、米戦略石油備蓄(SPR)の放出、バイオ燃料規制の調整、一時的なガソリン税の免除がある」と述べた。
ウルフ・リサーチは「ただし、ガソリン税免除には議会の承認が必要だ」と指摘した。さらに「専門家は、エネルギー価格の行方は(米国の)政策的措置よりも、実際の紛争状況そのものにより大きく左右されるとみている」と伝えた。
一方、トランプ大統領は最近、ホルムズ海峡を通過するタンカーに対し、米海軍による軍事的保護を提供すると明らかにしたことがある。イランのホルムズ海峡封鎖の脅威に対抗し、米軍事力を動員して国際エネルギー輸送路を直接防衛し得るという意味合いだと解釈される。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





