概要
- スーザン・コリンズ・ボストン連銀総裁が12月のFOMC金利決定で政策金利の据え置きが適切だと述べた。
- Fed内部では金利の引き下げと据え置きの間で見解の相違が拡大し、金融政策の不確実性が高まっていると伝えた。
- 金融市場もまた12月会合でFedがどのような決定を下すか予測できていないと診断した。
Fed内部でも見解の相違が拡大

来る12月の米中央銀行(Fed)の金利決定で投票権を持つスーザン・コリンズ・ボストン連邦準備銀行総裁が12日(現地時間)、追加の利下げに否定的な見解を示した。
コリンズ総裁はこの日、ボストンで開かれた地域銀行カンファレンスの行事で「私の基本見通しに基づくと、現状のように非常に不確実な環境でインフレと雇用の間のリスクバランスを取るためには、当面政策金利を現水準で維持するのが適切に思われる」と述べた。
続けて「現在の金融政策水準は依然としてやや引き締め的だ」と評価しつつも「幅広い金融環境が経済成長に対して逆風ではなく追い風として働いている」と診断した。
コリンズ総裁は先の10月の連邦公開市場委員会(FOMC)の金利決定会合で政策金利を0.25%ポイント引き下げることに賛成したが、12月会合での追加利下げには反対の立場を示したと解釈される。コリンズ総裁は来る12月のFOMC会合まで投票権を行使する。
一方、『トランプの経済ブレーン』と呼ばれるスティーブン・マイロンFed理事は先の10月のFOMC会合で0.50%ポイントの利下げを主張するなど、Fedは利下げのペースを速めるべきだという立場を維持している。
ジェローム・パウエルFed議長は11月のFOMC会合後の記者会見で「12月の追加利下げは既定事実ではない」と繰り返し強調し、FOMC構成員間で強い見解の相違があることを示唆している。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、Fed委員の見解の相違がパウエル議長の在任期間で前例なく大きくなっている中、12月のFOMCを前に金融政策の道筋が不透明になったと分析した。金融市場もまた、Fedが12月会合でどのような決定を下すか明確な見通しを示せていない。
パク・スリム ハンギョン・ドットコム記者 paksr365@hankyung.com

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