【NY株式市場ブリーフィング】ホルムズ開放への期待で上昇…半導体指数は2%高
ニューヨーク株式市場では主要指数が上昇して取引を終えた。ホルムズ海峡の封鎖が解除される可能性への期待が高まり、国際原油価格が下落基調に転じたことが追い風となった。これに加え、エヌビディアの年次技術カンファレンス「GTC 2026」が開幕し、ハイテク株への投資心理も改善した。 16日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比387.94ポイント(0.83%)高の46,946.41、S&P500種指数は67.19ポイント(1.01%)高の6,699.38、ナスダック総合指数は268.82ポイント(1.22%)高の22,374.18でそれぞれ引けた。 ダウとS&P500は5営業日ぶりに、ナスダックは3営業日ぶりにそれぞれ上昇に転じた。 イランに加え、中国、インド、パキスタン籍の船舶がホルムズ海峡を通過し、封鎖解除への期待が強まったことが背景にある。アッバス・アラグチ・イラン外相はこの日、イランの準国営メディアSNN TVとのインタビューで、「敵と、その攻撃を支援する者たち」に対してのみ閉ざされていると改めて強調した。 スコット・ベッセント米財務長官はこの日、CNBCのインタビューで「イランの船舶はすでに海峡を通過しており、われわれは世界の残りの地域に石油を供給するためにそれを許容している」と説明した。 また、ドナルド・トランプ米大統領がイランと対話していると主張したことを受け、国際原油価格は下落した。ニューヨーク商業取引所で取引されたWTI(西テキサス中質原油)先物の直近限月は93.5ドルで取引を終えた。 原油価格の沈静化の兆しでインフレ懸念が和らいだうえ、人工知能(AI)産業でも投資心理を刺激する材料が続いた。 オープンAIとTPG、ベイン・キャピタルなど主要プライベートエクイティが100億ドル規模(約15兆ウォン)の合弁会社を設立するとの報道や、ジェンスン・フアン氏(エヌビディアCEO)がGTCで、来年までにブラックウェルとベラ・ルービンに約1兆ドル(約1489兆ウォン)の受注が入ると予測したことなどが投資心理を改善させた。 AIおよび半導体関連株で構成されるフィラデルフィア半導体指数は1.96%上昇した。取引時間中には一時3.27%まで急伸する場面もあった。 テクノロジー(+1.39%)に加え、一般消費財(+1.34%)やコミュニケーション(+1.02%)、資本財・サービス(+0.85%)、不動産(+0.72%)など、11業種すべてが上昇した。 超大型ハイテク株グループ「マグニフィセント7」を構成するエヌビディア(+1.65%)やテスラ(+1.11%)、アマゾン・ドット・コム(+1.96%)、メタ・プラットフォームズ(+2.33%)、アルファベット(クラスA、+1.09%)、マイクロソフト(+1.11%)、アップル(+1.08%)はいずれも上昇した。 メモリー半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは、台湾に2番目の半導体工場を建設するとの報道を受けて3.68%上昇した。 原油安の影響で、ノルウェージャン・クルーズライン(+5.14%)やデルタ航空(+3.50%)など旅行関連銘柄も堅調だった。 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウオッチ・ツールによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は、6月まで政策金利が据え置かれる確率を76.9%と織り込んだ。前日比で0.7%ポイント上昇した。 シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は前日比3.68ポイント(13.53%)急落し、23.51となった。 ハン・ギョンウ ハンギョンドットコム記者 case@hankyung.com
