概要
- 最近金価格と金関連ETFが金利引き下げ期待に支えられて本格的な反発を見せていると伝えた。
- 国内外の主要な金採掘企業ETFや金関連商品が1週間の収益率で10%に達するなど、投資収益率が目立って高くなったと伝えた。
- グローバルな投資銀行は金価格の中長期的な上昇を見込み、来年トロイオンス当たり5000~5300ドルまで上昇する可能性を示したと伝えた。
金採掘企業ETF 1週間の収益率 10%
金価格が4200ドルを突破…本格的な反発局面
金関連の株式と上場投資信託(ETF)が反発を示している。12月の利下げ期待が頭をもたげる中で金価格が上昇し、買いが流入しているとの分析だ。
○ 金価格、史上最高値突破『目前』

世界1位の金鉱企業ニューモントは12日(現地時間)、米ニューヨーク市場で3.53%上昇し93.07ドルで取引を終えた。今年に入って先月20日までに155%急騰していた株価は、利下げ期待の後退で2週間(10月20日~11月4日)で約17%下落した。しかし最近、利下げの可能性が浮上すると最近5取引日間で約13%上昇した。貴金属採掘企業ヘクラ・マイニングも同期間に12.37%上昇し、ロイヤル・ゴールド(11.79%)、SSRマイニング(9.17%)、ノバゴールド・リソーシズ(8.58%)なども上げ幅を拡大した。
金価格は再び過去最高値の突破を目前にしている。ブルームバーグ通信によれば、同日午後7時40分(米東部時間)時点で金のスポット価格はトロイオンス当たり4202.58ドルを記録した。約3週間ぶりに再び4200ドル台を突破した。年間の史上最高値であった4300ドルに近づいている。米国の雇用市場の悪化により来月の米政策金利引き下げ期待が高まるだろうという見方が金価格を押し上げた。ロイター通信は「シャットダウン終了で経済指標が出ることで米中央銀行が政策金利を追加で引き下げるとの期待が出ている」と報じた。
実際、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチツールによれば、市場は来月の利下げ可能性を66.9%と織り込んでいる。1週間で4.9%ポイント上昇した。米国債利回りの低下も金価格上昇を後押ししている。10年物米国債利回りは年率4.083%で3.4ベーシスポイント(bp=0.01%p)下落した。同日、銀の価格もトロイオンス当たり53.58ドルで先月17日以来の高値を記録した。実物資産である金は低金利環境と経済の不確実性の中で投資魅力が高まる。
○ グローバル金採掘ETF…収益率1位
国内ETF市場では金関連商品の収益率が顕著に高くなっている。特にニューモント、アグニコ・イーグル・マインズなど米国とカナダの主要金鉱企業が多数含まれる『HANARO グローバル金採掘企業』の1週間(11月5日~11月12日)の収益率が10%に達した。主要な金ETFの中で最も高いリターンを上げている。一般に金価格が上昇すると採掘企業の採算性が改善し業績向上に寄与する。該当期間において『KODEX 銀先物(H)』(8.36%)、『ACE ゴールド先物 レバレッジ(合成 H)』(6.36%)なども良好な収益率を示した。『SOL 国際金』や『KODEX 金アクティブ』なども5%台の収益率を示した。
個人投資家は1週間で『ACE KRX金現物』を704億ウォン分純買いした。『TIGER KRX金現物』にも239億ウォン分の資金が集まった。1か月ベースではそれぞれ4297億ウォン、1935億ウォン分が流入した。長期的に金価格が上昇基調を続けると判断したとみられる。
海外の主要投資銀行は金価格が来年も強含みになると見ている。インフレ(物価上昇)や不安定な国際情勢の中で主要資産としての魅力が高まるという理由からだ。UBSは先日10日に金価格が来年か2027年のいずれかの時点でトロイオンス当たり5000ドルに上昇すると予想した。
JPモルガンは最近目標価格を5300ドルまで引き上げた。アレックス・ウルフ JPモルガン グローバル・マクロ経済および債券戦略責任者は「金保有比率が低い新興国を中心に追加の買いが入る可能性がある」と述べ、「金がドルを完全に代替するのは難しいが、金への投資比率はさらに高まるだろう」と判断した。
チョ・アラ記者 rrang123@hankyung.com

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