概要
- NH投資証券は今週、コスピ指数が追加下落し3900ポイント台まで押し下げられる可能性があると分析した。
- 外国人の売り越し、AIバブル論争、利下げ期待縮小などが国内株式市場の投資心理を萎縮させる要因だと指摘した。
- NH投資証券は今週半導体、証券、持株、AIソフトウェア、自動車の業種に注目する必要があると伝えた。
金利引き下げ期待縮小・AIバブル論争の中
指数は3900ポイント台後退も念頭に置くべき
19日のエヌビディア決算に注目

先週、コスピ指数は『ブラックフライデー』で幕を閉じた。指数は週中に着実に上昇し4100ポイント台に定着するかに見えたが、金曜日(14日)に3.81%急落した。米国で追加利下げ期待が弱まったことにより、国内株式市場の投資心理も連動して悪化した影響だ。
証券各社は今週(11月17~21日)コスピ指数が追加で下落し3900ポイント台まで押し下げられる可能性があると見ている。外国人の売り越しがトレンド化している中、利下げ期待の縮小や人工知能(AI)バブル論争などが追加の悪材料となり得るとの分析だ。
16日、NH投資証券リサーチセンターは今週のコスピ想定変動レンジとして最安値3900、最高4250を提示した。
直近の取引日で指数が急落した分、今週の行方に注目が集まる。10月1日から始まった米連邦政府の『シャットダウン』(業務一時停止)が43日で解除された中、これまで発表が遅れていた主要な経済指標が一斉に出てくるとの警戒感から投資心理は大いに萎縮している。米中央銀行(Fed)主要当局者の『タカ派的』な発言も売りを刺激している。
ナ・ジョンファン NH投資証券の研究員は「米政府のシャットダウン終了後に物価と雇用指標の発表が続くという点から、今後の経済指標の変化に対する金利感応度が高まる可能性がある」とし、「特に最近Fedの委員らが物価への懸念を表明している点から、今後の物価指標の重要性が浮き彫りになった」と指摘した。
最近のコスピに対する外国人の『売り』が顕著である点は特に懸念材料だ。コスピ指数は先週、1兆8642億ウォン分を売り越した。NH投資証券によれば、売り越しが集中した業種は半導体だ。利確やAIのバリュエーション(評価価値)負担への懸念などが影響したとみられる。ウォン・ドル為替レートの上昇が進んでいる点も外国人の需給弱化要因だと証券会社は指摘した。
AIバブル論争の中、エヌビディアの決算は今週中(19日)に予定されている。今回の決算シーズンではビッグテック企業の決算が良好だったため、市場の関心は決算サプライズそのものよりもマージン改善と売上成長率に集中する見込みだ。さらに、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)がデータセンターの売上見通しやAIバブル論争についてどのような見解を示すかが株価にとってより重要な変数として作用する見通しだ。
国内株式市場にとって良い点は、資本市場の改善の流れがますます鮮明になっている点だ。ナ研究員は「現在、配当所得分離課税の最高税率25%が暫定決定され、大手証券会社の総合投資口座(IMA)認可など政府の政策が段階的に進んでいる」とし、「来週には自己株式消却の義務化に関する議論が具体化する可能性があり、与党のコスピ5000特別委は既存の自己株式も1年内に消却するよう改正案を提出する予定だ」と述べた。
彼は「国内資本市場の改善の流れはベンチャーや中小企業への投資活性化にもつながり、国民成長ファンドを通じた国家先端産業分野へのベンチャーへの資金流入の可能性もある」とし、自己株が多い金融株や持株会社、成長産業の中小型株に注目するよう助言した。
NH投資証券は今週の注目業種として半導体(サムスン電子)と証券(ミレアセット証券)、持株(SK)、AIソフトウェア(NAVER)、自動車(現代自動車)を挙げた。
シン・ミンギョン ハンギョレ経済新聞記者 radio@hankyung.com

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