概要
- 米国の12月の製造業指数が47.9に下落し、1年ぶりに最大の縮小を記録したと供給管理協会(ISM)が明らかにした。
- トランプ政権の関税政策により、新規受注の減少と投入コストの増加が製造業界に大きな打撃を与えていると伝えた。
- 人工知能(AI)分野が主導する技術投資と減税政策の影響で、2026年には製造業が部分的に反発する可能性があると述べた。
新規受注の減少と関税による投入コストの増加で製造業が苦しむ

トランプの関税によって彩られた2025年、米国の製造業活動は1年ぶりに最大の縮小となった。新規受注は減少し、投入コストは関税で増加しており、製造業の困難が続いている。
5日(現地時間)、米国供給管理協会(ISM)は米国の12月の製造業指数が47.9となり、前月の48.2からさらに低下したと発表した。この数値は10か月連続で50未満となった。50は景気縮小と拡大を分ける基準点だ。
米国の製造業指数が10か月連続で低下を続けていることは、米国製造業を守る名目で関税を課したトランプ政権の政策が国内の製造業者に大きな打撃を与えていることを示唆している。
ロイターによると、イェール予算研究所が推計した米国の輸入品の平均関税は、トランプ大統領以前の一昨年末の3%から昨年末の平均17%まで上昇した。これは輸入品の価格が14%ポイント高くなったことを示唆している。
この指標では原材料コストは先月58.5を記録し、2024年末より6ポイント高かった。これは鉄鋼、アルミニウムなど原材料に対する高率関税を反映していると解釈される。
需要不振の中で、製造業の雇用は11か月連続で減少した。これはISMの指標では約5年ぶりの最長の雇用低迷だ。米国労働統計局(BLS)の11月の製造業雇用指数は2022年3月以来の最低水準に落ちた。
ロイターによると、人工知能(AI)ブームで繁栄した分野を除けば、トランプ大統領が国内製造業の回復を理由に打ち出した輸入関税は製造業を弱体化させていることを確認させている。経済学者らは、労働力不足などの構造的問題のため、製造業をかつての栄光に戻すことは不可能だと主張してきた。
それでも、経済学者らは人工知能(AI)分野が主導する技術投資の急増とトランプ政権の減税政策により、2026年には製造業が部分的に反発する可能性があると見込んでいる。
キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com




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