概要
- アーサー・ヘイズは、日本の円急騰と為替市場介入の可能性が、ビットコイン(BTC)の強気材料だと述べた。
- 円防衛の過程でFRBのドル流動性供給とバランスシート拡大が、ビットコインに追い風になり得るとした。
- 市場では、FRBのH.4.1報告書などバランスシートの変化を、今後のビットコインの動向を測る主要指標とみているという。

日本円の急騰と外国為替市場への介入の可能性が取り沙汰される中、ビットコインの上昇につながり得るとの分析が出た。アーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)ビットメックス(BitMEX)共同創業者は、米連邦準備制度理事会(FRB)が供給するドル流動性がビットコインに追い風になり得ると主張した。
ヘイズは23日(現地時間)、自身のXを通じて円急騰に関するブルームバーグの報道を共有し、「事実ならビットコイン(BTC)にとって非常に強気材料だ」と述べた。日本の為替介入の過程でFRBがドルを供給して銀行準備を増やし、そのドルが円買いに使われるという構図を前提とした。
ヘイズは「もしFRBが円を調整しているなら、FRBのバランスシートにおける外貨建て資産の項目が増えるはずだ」とし、「これは週次で公表されるH.4.1報告書で確認できる」と説明した。為替介入の過程でドル流動性が拡大すれば、グローバルなリスク資産にとって前向きな環境が整う可能性があるという主張だ。
先にブルームバーグは、日本当局による市場介入の可能性観測を背景に、円が1日で約1.6%急騰し、1ドル=155.90円まで上昇したと報じた。これは昨年12月以降で最も強い水準で、日本政府が過去に為替市場へ直接介入した局面と似た動きだとの分析も出た。
ヘイズの発言は、円防衛に向けた通貨当局の介入がグローバル流動性の拡大につながり得て、その過程でビットコインが間接的な受益資産になり得るという論理に基づく。市場では、実際にFRBのバランスシートが変化するかどうかが、今後のビットコインの動向を測る主要指標になり得るとの見方も出ている。





