概要
- 米国の相互関税引き上げを阻止するための金正官長官とラトニック長官の会談が約30分で終わり、大きな成果は得られなかったと伝えられた。
- 金長官は25%関税に関し「止めた、止めていないと言う段階ではない」と述べ、官報掲載日程などでも進展がなかったと明らかにした。
- 通商専門家は、韓国の関税が『原状回復』されれば、米国と交渉した他国にも影響を与え得ると予想したと伝えられた。
「関税引き上げを止めたのか」との質問に
金長官「その段階ではない」
31日にラトニック氏と再会談へ

金正官産業通商資源部長官は29日(現地時間)、米国の相互関税引き上げを阻止するためハワード・ラトニック米商務長官と面会したが、大きな成果は得られなかったと伝えられた。金長官は翌日、ラトニック長官と改めて会うことにした。
金長官はこの日、ワシントンDCの商務省庁舎を訪れラトニック長官と会談した後、記者団に対し「多くの対話があった」としたうえで、「明日の朝、もう一度話すことにした」と述べた。
「関税引き上げを止めたのか」との質問には「止めた、止めていないと言う段階ではない」と答え、25%関税の官報掲載日程などについては「そこまでの話は(しなかった)」とした。対話が大きな進展を見せなかったことを示唆する発言だ。実際、金長官はこの日午後5時ごろ商務省庁舎に到着し、午後6時24分ごろに退出した。ラトニック長官との対話時間は約30分だったと伝えられている。
金長官とラトニック長官の面会は、26日にドナルド・トランプ大統領がSNSで対米投資特別法の「立法の速度」に言及し、「韓国製品の関税を25%に戻す」と発表したことを受け、緊急に調整された。カナダを訪問中だった金長官は前日、ダレス空港で「国内の立法進行状況について誤解が生じないよう丁寧に説明し、米国との協力・投資に関して政府の立場を忠実に説明する」と述べていた。
金長官はラトニック長官との会談を終えた後、翌日に出国する見通しと伝えられていたが、30日朝の会談日程が組まれたことで帰国はやや遅れる見通しだ。
産業通商資源部の余漢九・通商交渉本部長もこの日ワシントンに到着した。30日からジェイミソン・グリア米通商代表部(USTR)代表らと、関税問題をはじめデジタル規制など、韓米通商懸案全般について協議する予定だ。
ある通商専門家は「国際緊急経済権限法(IEEPA)をめぐる連邦最高裁の判断を控え、米国が強硬姿勢を取らざるを得ない状況だ」とし、「韓国の関税が『原状回復』されれば、米国と交渉した他の国々にも影響が及ぶ可能性がある」と見通した。
キム・デフン/ハ・ジウン記者 daepun@hankyung.com

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