概要
- イランが中距離弾道ミサイル約2,000発と短距離・対艦ミサイル戦力を保有し、米国との核交渉で強硬姿勢を貫いていると伝えた。
- 専門家は、イランのミサイル攻撃能力が中東全域を脅かし、米国との軍事的衝突を防ぐ抑止力の中核だと指摘した。
- WSJは、米国がイランのミサイルの脅威を懸念してイラン攻撃計画を延期し、中東地域にミサイル防衛システムを追加配備したと伝えた。
期間別予測トレンドレポート


WSJ、イランのミサイル戦力を分析
「中東を射程に収めるミサイル2,000発」

イランが保有する弾道ミサイルが、米国との核交渉において強力な「武器」として浮上しているとの見方が出ている。
8日(現地時間)付のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、イランはミサイル戦力を前面に押し出して核交渉で強硬姿勢を貫くとともに、国内引き締めを通じて態勢を整えているとみられる。
同紙は、イランが中東地域を射程に収める中距離弾道ミサイル約2,000発を保有していると伝えた。湾岸地域の米軍基地やホルムズ海峡の艦艇を攻撃し得る短距離ミサイルや対艦巡航ミサイルも大量に配備されているという。
専門家は、こうしたミサイル戦力が米国との軍事的衝突を抑える役割を果たしているとみている。イランのミサイル攻撃能力が中東全域を脅かし得るため、米国も軽々にイランを攻撃できないとの分析だ。
米ワシントンのシンクタンク「民主主義防衛財団」(FDD)のベナム・ベン・タレブル上級研究員は、「実質的な空軍力と防空網が欠如し、核能力も大きく損なわれた状況で、弾道ミサイルはいまやイランの抑止力の中核だ」と説明した。
WSJは、米国がイランのミサイルの脅威を深刻に認識していると分析した。ドナルド・トランプ米大統領は先に、イランによるミサイル報復への懸念と現地部隊の状況を考慮し、当初は先月中旬に予定していたイラン攻撃計画を土壇場で延期したと伝えられている。
米軍はその後、中東地域にミサイル防衛システムを追加配備し、警戒態勢を維持している。
イランも米国との交渉過程でミサイル能力を誇示している。その一方で、米国が求めるウラン濃縮放棄を断固として拒否している状況だ。
キム・デヨン ハンギョンドットコム記者 kdy@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





