概要
- イーサリアム財団は、1兆米ドル規模のセキュリティプロジェクトの一環として、耐量子性の強化を今年の優先事項として推進すると明らかにした。
- イーサリアム財団は、ガス上限を1億以上へ引き上げる目標を提示したと伝えた。
- イーサリアム財団は、グラムステルダムとヘゴタのアップグレードで、ガス上限の引き上げ、PBS機能の組み込み、量子コンピューティングのセキュリティ、検閲耐性の強化などを推進すると明らかにした。

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が、量子コンピューターに対する耐性強化を今年の優先事項として推進する。
イーサリアム財団は18日(現地時間)、「2026年プロトコルの優先事項」を公表した。セキュリティ、検閲耐性、ネットワークのレジリエンスという3つの軸を中心に、イーサリアムのレイヤー1を強化することが柱だ。
まずイーサリアム財団は、1兆米ドル規模のセキュリティ・プロジェクトの一環として耐量子性の強化を推進する。今年予定されている2回のイーサリアム・メインネットのアップグレードに、量子コンピューティング対応に関する方策が盛り込まれる可能性も指摘されている。
イーサリアム財団は量子コンピューティングへの対応に向け、先月ポスト量子コンピューティング(PQ)を担当する専任組織も立ち上げた。同財団は「『ポスト量子(Post-Quantum)』への備えを含むセキュリティ強化作業を進めている」と説明した。
ガス上限の引き上げも推進する。ガス上限は、1つのブロブが処理できる最大演算量を指す。イーサリアム財団は、ガス上限を1億以上へ引き上げる目標を提示した。
一方、イーサリアム財団は今年上半期と下半期にそれぞれ、グラムステルダム(Glamsterdam)とヘゴタ(Hegotá)のアップグレードを推進する計画だ。同財団は「(アップグレードは)ガス上限の引き上げ、PBS(提案者・ビルダー分離)機能の組み込み、量子コンピューティングのセキュリティ、検閲耐性の強化など、明確な目標を持っている」と述べた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





