概要
- BCBS GHOS会合でバーゼルⅢ規制の実施状況を点検し、暗号資産市場の拡大に伴う銀行部門の健全性管理策を協議したと明らかにした。
- 出席者が、銀行の暗号資産エクスポージャーに関する健全性基準を検討し、グローバル・システム上重要な銀行(G-SIB)の評価手法の再検討案を承認したと伝えた。
- これは今後、銀行が暗号資産を保有したり関連サービスを提供したりする場合、より厳格な自己資本の積み増しを求められることを示唆すると明らかにした。
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李燦鎮・金融監督院長は、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)の最高意思決定機関である上級監督者会合(GHOS)に出席し、最近の中東情勢を受けた市場環境を共有するとともに、金融市場の主要リスクやデジタル資産の規制・監督などを巡る見解を交わした。
金融監督院によると、9日(現地時間)にスイス・バーゼルで開かれたBCBS GHOS会合では、28カ国の金融監督当局トップおよび中央銀行総裁が、バーゼルIII規制の世界的な実施状況を点検した。
現在、加盟国の約75%がバーゼルIII規制を実施中、または導入を控えている。韓国は2023年6月に市場・オペレーショナルリスクの最終案を導入し、グローバル基準に合致する規制枠組みを整えた。
今回の会合の焦点は、暗号資産市場の拡大に伴う銀行部門の健全性管理だ。出席者は、銀行の暗号資産エクスポージャー(リスクエクスポージャー)に関する健全性基準を検討し、グローバル・システム上重要な銀行(G-SIB)の評価手法を現行の規制枠組みに合わせて再検討する案を承認した。これは、今後銀行が暗号資産を保有したり関連サービスを提供したりする際、より厳格な自己資本の積み増しを求められる可能性を示唆する。
李院長はドイツ・フランクフルトでクリスティーヌ・ラガルドECB総裁とも会談し、グローバル金融市場の主要リスクやデジタル資産の規制・監督の方向性などについても見解を共有した。
盧正東 ハンギョンドットコム記者 dong2@hankyung.com

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