概要
- マスード・ペゼシュキアン・イラン大統領は、対立の道を進み続けるのは無意味だとして、戦争終結に向けた立場を明らかにしたと伝えた。
- ペゼシュキアン大統領は、イラン国民は米国、欧州、近隣諸国など他国に敵意がなく、交渉を通じて停戦および終戦の糸口を探ろうとする意図とみられると述べた。
- ドナルド・トランプ米大統領はソーシャルメディアで、イランの新体制大統領が米国に停戦を要請したとし、前任者たちより急進的ではなく、より賢いと言及したと伝えた。
期間別予測トレンドレポート


「米国・欧州・近隣諸国など他国に敵意はない」和平の意思を強調

マスード・ペゼシュキアン・イラン大統領は「対立の道をこのまま進み続けることは、かつてないほど代償が大きく、無意味なことだ」と述べ、戦争終結に向けた立場を明らかにした。
1日(現地時間)、プレスTVなどイランメディアによると、ペゼシュキアン大統領は米国人を受取人とする公開書簡で「対立か対話かの選択は現実的かつ重大な問題であり、その結果はこれから訪れる世代の未来を決定づける」として、こう述べた。さらに「イラン国民は米国、欧州、そして近隣諸国を含む他国に対して、いかなる敵意も抱いていない」と強調した。
同大統領は「イランを脅威として描く認識は、敵を作り出して軍事的優位を維持し、戦略市場を掌握しようとする強大国の必要性が生み出した産物だ」とし、「この文脈で、米国はイラン周辺に最も多くの兵力と基地、軍事的能力を集中的に配置してきた」と主張した。続けて「当然、どの国であってもこのような状況に直面すれば、防衛力を強化するだろう」と付け加えた。
ペゼシュキアン大統領は「最近の空爆は人々の生活や態度、見方に深刻な影響を与える」と述べ、「それは、この戦争がいったいどの米国人の利益を真に代表しているのかという根本的な疑問を提起する」と強調した。さらに「交渉の最中に2度の攻撃を実行したのは、米国政府の破壊的な選択だった」と批判した。
同大統領はまた、「米国がイスラエル政権の影響力と操りを受けて今回の侵攻に踏み切ったのではないか」「イスラエルがイランの脅威を捏造し、パレスチナに対する自らの犯罪行為から世界の関心をそらそうとしているのではないか」と反問した。
ペゼシュキアン大統領は、戦争を始めた米国に責任を帰しつつも、過度な非難は控える姿勢を見せた。交渉を通じて停戦および終戦の糸口を探ろうとする意図とみられる。ただ、イランの新たな最高指導者アヤトラ・セイエド・モジタバ・ハメネイ師や、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)軍部が事前にペゼシュキアン大統領とメッセージをすり合わせていたかどうかなどは確認されていない。
ドナルド・トランプ米大統領はこの日、ソーシャルメディア(SNS)に投稿し、「イランの新体制大統領(New Regime President)が、たった今米国に停戦を要請してきた」とした上で、「彼は前任者たちよりはるかに急進的ではなく、はるかに賢い」と言及した。
パク・スリム ハンギョンドットコム記者 paksr365@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.


![早くも11回目の「サイドカー」発動…トランプ大統領の国民向け演説に注目[きょうの市場プレビュー]](https://media.bloomingbit.io/PROD/news/5cf8b1f7-760b-492d-892a-c0fb6be346c9.webp?w=250)


