概要
- ビットコインの長期保有者ウォレット残高が437万BTCを超え、ネットワーク活動指標がブルフェーズ(bull phase)のシグナルを示していると伝えた。
- 中央集権型取引所および高頻度活動アドレスへの流入量が30万BTC〜35万BTCの水準に減り、流動供給と短期の売り圧力が和らいでいるとした。
- ネットワークは長期保有者中心に再編された一方、アクティブアドレスモメンタムは-0.25に低下した。短期参加者が不在のなか、蓄積局面の特徴を示していると説明した。
期間別予測トレンドレポート


ビットコインネットワークで長期保有者を中心とした買い集めが続いており、市場が再び強気局面に入る可能性が出てきた。
コインテレグラフが4月7日に報じた。ビットコインの長期投資家のウォレットに保管された残高は437万BTCを超え、ネットワーク活動指標も「ブルフェーズ(bull phase)」のシグナルを示している。
オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアント(CryptoQuant)のデータによると、蓄積傾向のあるアドレスが保有するビットコイン残高は、2024年初めの約200万BTCから一貫して増加し、2026年1〜3月期時点で437万BTCまで拡大した。市場の供給が長期保有者のウォレットに継続的に吸収されていることを意味する。
なかでも個人投資家と関連するアドレスは約85万7000BTCを追加で買い集めた。一定間隔でビットコインを積み立てるパターン型ウォレットも129万BTC規模に増えた。こうした動きは、2026年1〜3月期にビットコイン価格が7万ドルを下回る水準で抑えられていた局面でも見られた。
一方、中央集権型取引所や高頻度で活動するアドレスへの流入量は鈍った。2023年から2024年の上昇局面では120万BTC〜150万BTCの水準だったが、足元では30万BTC〜35万BTCの水準に減った。
市場でのコイン分布が短期売買中心から長期保有中心へ移っていることを示す。取引所で流通する数量が減ることで流動供給は縮小し、短期的な売り圧力も和らいでいる。
ネットワーク活動指標もこうした変化を裏付けている。ビットコインのネットワーク活動指数は3月22日に3320から3600まで上昇し、2025年4月以来初めて強気区間に入った。365日移動平均線を上回ったのも2024年12月以来初めてだ。
もっとも、短期参加を示す指標はなお弱い。アクティブアドレスモメンタムは4月6日時点でマイナス0.25となり、2018年4月以来の最低水準を記録した。ネットワーク参加者の増加ペースが鈍っていることを示している。
暗号資産アナリストのガー(Gaah)は、現在の活動減少は短期参加者、いわゆる「ツーリスト」の不在を意味すると分析した。ネットワークは長期保有者中心に再編されており、これは蓄積局面の特徴だと指摘した。

YM Lee
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