TRM、イランがホルムズ海峡通行料をビットコイン徴収なら米制裁は困難化

JOON HYOUNG LEE

概要

  • ブロックチェーン分析会社TRMは、イランがホルムズ海峡の通行料をビットコインで徴収すれば、米国の制裁発動が複雑になると指摘した。
  • TRMは、イランのビットコイン建て通行料徴収計画について、国家レベルの制裁回避暗号資産が活用された重要な事例だと評価した。
  • ウォール・ストリート・ジャーナルは、イランがタンカーに暗号資産または中国人民元で通行料を支払うよう求めており、超大型タンカーの通行料は最大200万ドルに達すると報じた。

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator
写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

イランがホルムズ海峡の通行料をビットコイン(BTC)で徴収した場合、米国の制裁発動は難しくなる可能性がある。ブロックチェーン分析会社TRMがそうした見方を示した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7月9日に伝えた。TRMは同日公表した報告書で、暗号資産取引の処理速度などを踏まえると、米国がイランの通行料支払いをリアルタイムで凍結したり遮断したりすることは複雑になると分析した。イランによるビットコイン建て通行料の徴収については、国家レベルの制裁回避に暗号資産が活用された重要な事例だと位置づけた。

これに先立ち、イラン石油・ガス・石油化学製品輸出業者協会のハミド・ホセイニ報道官は7月8日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、ホルムズ海峡を通過するすべてのタンカーからビットコインで通行料を徴収する計画を明らかにした。

ホセイニ氏は、イラン側の審査が終われば、船舶には数秒以内にビットコインで代金を支払う時間が与えられると説明した。制裁によって資金が追跡されたり差し押さえられたりするのを防ぐためだと付け加えた。

WSJは、イランが船舶に通行料を暗号資産または中国人民元で支払うよう求めていると報じた。超大型タンカーの通行料は最大200万ドルに達するという。

JOON HYOUNG LEE

JOON HYOUNG LEE

gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
hot_people_entry_banner in news detail bottom articleshot_people_entry_banner in news detail mobile bottom articles
今読んだ記事はいかがでしたか?




PiCKニュース

米ビットコイン現物ETF、3営業日連続で純流入 総資産1000億ドル目前

19時間前
米ビットコイン現物ETF、3営業日連続で純流入 総資産1000億ドル目前

スイCPO「韓国はアジアの最優先市場、デジタル資産制度化ならゲームチェンジャーに」

19時間前
スイCPO「韓国はアジアの最優先市場、デジタル資産制度化ならゲームチェンジャーに」

カイア、ウォン建てステーブルコインは「誰が」より「どう作り運営するか」

22時間前
カイア、ウォン建てステーブルコインは「誰が」より「どう作り運営するか」

イスラエルとレバノンが10日間停戦 イラン・中東各国が一斉歓迎

1日前
イスラエルとレバノンが10日間停戦 イラン・中東各国が一斉歓迎

米ステーブルコイン法案の利回り条項、公表先送りへ 銀行と暗号資産業界の対立響く

1日前
米ステーブルコイン法案の利回り条項、公表先送りへ 銀行と暗号資産業界の対立響く

ランキングニュース