概要
- ビットコイン(BTC)は8万ドル手前まで上昇した後、7万8000ドルを下回る水準まで2.5%%下落し、短期調整局面に入った。
- デリバティブ市場では、1時間当たり13億5000万ドルの売り圧力が集中し、30日累積のファンディングレート-7%%も短期の売り圧力要因になっている。
- バイナンスへの約60億ドルのステーブルコイン流入と、4月の35億ドルの純流入は、緩やかな回復局面に備えたポジション再構築を示唆した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)は8万ドル突破を試す局面で大規模な売り圧力に押され、短期的な調整局面に入った。
4月27日に暗号資産のオンチェーン分析会社クリプトクアント(CryptoQuant)のクイックテイクが公表した内容によると、ビットコインは同日、8万ドル近辺まで上昇した後、約2.5%下落し、7万8000ドルを下回る水準まで押し戻された。
今回の下落は、目立ったマクロ経済イベントがないなかで、デリバティブ市場の売り圧力が引き金になったと分析されている。特にバイナンス(Binance)では1時間に約12億ドルの売りが出て、取引所全体では約13億5000万ドルの売り圧力が集中した。
アナリストのダークポストは、デリバティブ取引では依然としてバイナンスが主要な取引の起点となる中核プラットフォームだと説明した。
足元の市場構造では、ファンディングレートが長期間にわたってマイナス圏にある点が特徴となっている。30日累積のファンディングレートはマイナス7%水準まで低下し、過去に照らしても低水準に近づいた。
これは短期的には売り圧力を招きうる一方、中期的には持続しにくい構造でもある。積み上がったショートポジションは、その後の清算過程で買い圧力に転じる可能性があるためだ。
一方、流動性の面では変化も出ている。3月から4月にかけて、バイナンスには約60億ドル相当のステーブルコインが流入した。とりわけ4月には約35億ドルの純流入となり、それまでの約76億ドルの純流出基調と対照をなした。
ダークポストは、主要取引所への資金流入の拡大について、市場参加者が緩やかな回復局面に備えてポジションを組み替えていることを示していると指摘した。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





