概要
- ビットコインが短期保有者の 損益分岐点 である約 8万2200ドル に接近し、価格の 上値抵抗 となる可能性が浮上している。
- 「30日 交換流入スプレッド 」はマイナス213億ドルからマイナス66億ドルに改善し、売り圧力 が和らぐ流れが見え始めたと分析した。
- この水準を終値ベースで上回れば構造改善のシグナルになり得る半面、再び 抵抗 を受ければ やれやれ売り が増え、追加の 下落圧力 につながる可能性があると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が短期保有者の損益分岐点に再び近づいている。価格の上値抵抗となる可能性がある一方、売り圧力の緩和を示す兆しも出ている。
4月27日、オンチェーン分析家のアクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr.)によると、ビットコインは足元で約7万7800ドルで取引され、短期保有者の平均取得価格である約8万2200ドルに接近している。
この水準は最近の買い手にとっての損益分岐点にあたる。価格がここに達すれば、元手を回収しようとする売りが出やすく、上値抵抗として意識されやすい。実際、ビットコインは2025年10月以降この水準を下回り、最大で約32%のディスカウント状態となったことがある。
もっとも、売り圧力そのものは和らぎつつある。取引所への資金流入を示す「30日交換流入スプレッド」は、2025年10月の約マイナス213億ドルから足元では約マイナス66億ドルへ改善した。
これは依然としてビットコインとイーサリアムの取引所流入がステーブルコインを上回っている一方、売却目的の資金流入の強さは以前より弱まっていることを意味する。
アクセル・アドラー・ジュニアは、ビットコインが短期保有者の損益分岐点に再び入りつつあるため売り圧力が生じる可能性はあるが、取引所流入の不均衡は緩和していると分析した。
そのうえで、市場構造はなお強気に転じていないものの、以前のような強い下方圧力の局面からは抜け出しつつあると指摘した。焦点は、この水準を終値ベースで上回れるかどうかだと付け加えた。
同氏は、この水準で再び上値を抑えられれば、やれやれ売りが増え、追加の下落圧力につながる可能性があると述べた。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





