概要
- ニューヨーク株式市場の主要指数は、グリーンランド併合を巡る緊張緩和と米欧間の関税撤回の報道を受け、安心感ラリーとなった。
- 第3四半期の実質GDPが4.4%増、コアPCEが0.2%上昇など、米国の経済指標が堅調さを維持し、投資家心理が回復したと伝えた。
- テスラはロボタクシーサービス拡大の報道で4.15%上昇し、メタとマイクロン・テクノロジーも上昇した一方、インテルは業績見通しの失望で急落した。

ニューヨーク株式市場の主要株価指数は、グリーンランドの併合を巡る緊張が和らぎ、米欧間の関税懸念が後退したことを受け、安心感からのラリーとなった。
22日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比306.78ポイント(0.63%)高の49,384.01で取引を終えた。
S&P500種指数は37.73ポイント(0.55%)上昇して6,913.35、ハイテク株中心のナスダック総合指数は211.20ポイント(0.91%)高の23,436.02でそれぞれ引けた。
ドナルド・トランプ米大統領は前日、グリーンランド併合問題に関連し、武力は行使しないとし、欧州の主要国に課す予定だった関税も撤回すると表明した。こうした報道を受け、投資家心理が急速に回復したとみられる。
米国、ウクライナ、ロシアが終戦に向け、初めて三者会談を開くことで合意した点も市場の安心感を強めた。
ウォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、スイス・ダボスでトランプ氏と首脳会談を行った後、「23日から2日間、アラブ首長国連邦(UAE)で米国、ウクライナ、ロシアの当局者が会い、終戦案を協議する」とし、「今回の会合が最初の三者会談だ」と述べた。
米国の経済指標は堅調さを維持した。
米商務省によると、第3四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は季節調整済みで前期比年率4.4%増となった。四半期ベースでは2023年第3四半期(+4.7%)以来、2年ぶりの高い伸び率だ。
物価指標も良好だった。商務省によれば、変動の大きい食品・エネルギーを除くコアPCE価格指数は11月に前月比0.2%上昇した。10月の前月比上昇率0.2%と同じだった。
食品・エネルギーを含む総合PCE価格指数も前月比0.2%上昇した。これも10月の前月比上昇率0.2%と同水準だった。
セクター別では、一般消費財と通信サービスが1%超上昇し、不動産は1%超下落した。
銘柄別では、主要テクノロジー株の多くが上昇した。テスラは年末までに米国全土でロボタクシーサービスを拡大できるとの報道を受け4.15%上昇し、メタは5.66%高となった。
世界的なメモリ半導体不足の恩恵を受けるマイクロン・テクノロジーはこの日も2.18%上昇し、時価総額は4,500億ドルに迫った。
インテルは引け後に株価が6%超急落している。昨年第4四半期の実績は予想を上回ったものの、今年第1四半期の業績見通しが失望を招き、売りが膨らんだ。
ノ・ジョンドン ハンギョンドットコム記者 dong2@hankyung.com





