"海外投資『6倍』に跳ね上がったのに…" 韓国『成長ショック』の恐ろしい警告

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 国内 生産性低下 が企業と家計の 海外投資 増加と 国内総生産(GDP) への衝撃を拡大していると伝えた。
  • 2000年代中盤以降、国内投資収益率海外投資収益率を下回り、純海外投資比率が約6倍に増加したと述べた。
  • KDIは国内経済の活力のために生産性向上を通じた経済構造改革が必要だと強調した。

生産性の低下は企業・家計の海外投資を促し、それに伴って国内総生産(GDP)に及ぼす衝撃を大きくしたという分析が出た。国内の生産性が0.1%下がると、海外資金流出により国内投資が0.05%減少し、その結果GDP(=生産性+労働投入+資本投入)が0.15%減少するというものだ。

韓国開発研究院(KDI)は4日、このような内容の'海外投資増加のマクロ経済的背景と含意'報告書を発表した。

企業・家計の海外投資規模はますます膨らんでいる。国内総生産(GDP)に所得収支(内国人の海外投資所得から外国人の国内投資所得を差し引いた値)を加えた'国民所得'基準で、純海外投資比率は2000~2008年の0.7%から2015~2024年の4.1%へと約6倍に跳ね上がった。純海外投資が増えたのは国内の生産性が低下した影響だ。KDIは全要素生産性(TFP)が2000年代に入って急速に鈍化し、国内の投資収益率が低下したと分析している。

2000年代中盤から国内の投資収益率は海外の投資収益率を下回り始めた。この時点から家計は国内の株式や債券を売却して海外資産を買い始め、『ソハクゲミ』ブームも広がった。企業もまた海外の設備投資や国境を越えた買収(M&A)を拡大した。生産性の鈍化が国内資本を海外へ移動させたわけだ。

KDIは生産性が0.1%低下すると企業は平均で0.05%の国内資本投入を減らすと分析した。生産性の低下はGDPを直接引き下げるとともに、同時に国内資本の縮小を通じてGDPをもう一度押し下げる構造だ。

生産年齢人口の減少に伴う労働投入の縮小も国内資本の収益性を蝕んでいる。キム・ジュンヒョン KDI経済展望室 動向総括研究委員は "国内経済の活力を高めるためには生産性を向上させる方向での経済構造改革を継続すべきだ" と述べた。

キム・イクファン 記者 lovepen@hankyung.com

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