米上院で「シャットダウン終了」予算案が可決…早ければ12日に下院で採決

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 米上院で暫定予算案が可決されたことで連邦政府のシャットダウン終了の可能性が高まったと伝えた。
  • 暫定予算案は下院での採決とトランプ大統領の署名を経て最終確定する見通しだと伝えた。
  • シャットダウンの長期化により航空便の遅延、低所得層支援の停止など経済的影響が発生していると伝えた。
写真=Adam McCullough / Shutterstock.com
写真=Adam McCullough / Shutterstock.com

米連邦政府のシャットダウン(一時的な業務停止)を終わらせるための暫定予算案が10日(現地時間)、上院を通過した。これで41日目を迎えたシャットダウンは、下院による暫定予算案の最終承認とドナルド・トランプ大統領の署名を経て終了する可能性が高まった。

上院はこの日の夜に開かれた本会議で連邦政府の暫定予算案に関する採決を行い、賛成60票、反対40票で可決した。

今回のシャットダウンは医療保険改革法(通称オバマケア)に基づく補助金支給延長を巡る共和党と民主党の意見の相違で上院で暫定予算案の処理が不調に終わり、先月1日に始まった。

シャットダウンの局面でこれまでに合計14回の採決が行われた暫定予算案は、両党が意見を狭められず、たびたび可決に必要な定足数(賛成60票)を満たせなかった。

しかし、中道志向の民主党議員8人(親民主の無所属1人を含む)が共和党から『オバマケア』補助金延長に関する上院での採決保障、シャットダウン後に解雇された公務員の復職などの約束を受けて予算案に賛成し、シャットダウン事態は急転した。

最終採決に先立ち、前日に上院で行われた「手続き上の採決」で賛成60票、反対40票で可決され、暫定予算案を処理する道が開かれた。

民主党側の議員8人が共和党と合意したのは、来年1月30日までの連邦政府の暫定予算案と、超党派で合意がなされた省庁および政府プログラムに関する2026会計年度の予算案3件である。

残る下院の承認手続きも共和党が過半数を占めているため通過が予想される。共和党所属のマイク・ジョンソン下院議長は議員らに直ちにワシントンDCへ戻るよう要請している。下院の採決は早ければ来る12日に行われる見込みだ。

トランプ大統領も今回の合意案について "非常に良い" と述べ、"合意に従う" と当日メディアに表明した。

今回のシャットダウンは今月5日をもって従来の最長記録(35日)を超え、史上最長のシャットダウン記録を打ち立てた。

航空管制官の人手不足で航空便の運航が削減され、米国の主要空港で便が相次いでキャンセルまたは遅延している。低所得層4200万人を対象とした食費支援プログラム(SNAP)なども財政枯渇の危機に直面している。

今回の暫定予算案の採決過程で民主党内の亀裂が露呈したとの評価もある。民主党のチャック・シューマー上院院内総務はオバマケアの補助金延長に関して進展がないとして今回の合意案に反対した。

シューマー院内総務は7日にオバマケアの補助金を1年延長するのであれば共和党の暫定予算案の処理に同意すると提案したが、共和党は "議論の価値もない (nonstarter)" と一蹴した。

チェ・スジン ハンギョン.com記者 naive@hankyung.com

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