概要
- 海外個人投資家は最近、AIビッグテックの調整局面でメタ、エヌビディアなど主要銘柄を大規模に集中買いしたことが分かった。
- 一方、仮想資産関連株への安値買いは明らかに減少し、投資心理の萎縮で直接コイン市場への投資が増加したと伝えた。
- この影響でAIビッグテック・仮想資産比率が高いETFの最近の収益率が市場平均に比べて低迷していると伝えた。
今月の純買付上位銘柄を見ると
メタが8,170億ウォンで純買い1位
エヌビディア・パランティア・アルファベットを保有
調整を受けると逆に集中買い
ビットコイン暴落などの市場低迷で
ビットメインなどのコイン関連株は敬遠

最近、人工知能(AI)バブル論が浮上し関連株が一時下落したため、海外個人投資家が米国ビッグテック銘柄を集中して買い進めたことが分かった。AI関連銘柄・セクターの株価の流れを2〜3倍で追うレバレッジ上場投資信託(ETF)にも資金が集まった。投資家は今回のAI株の調整が「一時的な下落にとどまる」と判断したと証券業界は説明している。ただし市場の低迷にもかかわらず仮想資産関連株には安値買いが入っていない。
◇ メタにのみ8,100億ウォンの純流入
17日、韓国預託決済院によると今月(3〜14日)国内個人投資家が最も多く純買いした上位10銘柄のうち6銘柄が米国のAIビッグテック関連株だった。1位は5億5988万ドル(約8,170億ウォン)相当を純買いしたメタだった。世界の時価総額1位であり半導体の代表株であるエヌビディアが続いた。この期間、エヌビディアには5億4309万ドルが流入した。パランティアとアルファベットにもそれぞれ2億2318万ドル、1億1571万ドルが純流入した。
レバレッジETFに投資した海外個人投資家も多かった。メタの1日収益率を2倍で追う『Direxion Daily Meta Bull 2X Shares』(METU)に2億7079万ドル、米フィラデルフィア半導体指数を3倍で追う『Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares』(SOXL)に2億129万ドルが純流入し、それぞれ3位、5位を記録した。
これらの『海外個人投資家ピック』銘柄は最近、大幅な調整を受けた。技術企業の相次ぐ大規模投資発表に対する懸念が高まったためだ。メタ株価は今月に入り6%ほど下落した。エヌビディアとパランティアもそれぞれ6.08%、13.19%下落した。レバレッジETFであるMETUとSOXLもそれぞれ12.29%、18.66%の下落幅を示した。
ある資産運用会社の株式運用本部長は「AI関連株は過去にも同様の理由で変動したが、最終的には再上昇に成功した」と述べ、「好業績と長期成長性の評価のおかげで毎回安値買いが入った」と説明した。
◇ 仮想資産の買いは一服
過去と異なり仮想資産関連株への買いは弱まっている。今月、海外個人投資家の純買い上位10位内の仮想資産関連株はアイレン(9位)のみだった。先月の上位10銘柄にアイレン(3位)、ティレックス 2X ビットマイン デイリー ターゲット(4位)、ビットメイン(6位)などが含まれていたのと対照的だ。ビットコイン価格が1枚あたり10万ドルを下回るなど市場低迷が続いているためだ。業界関係者は「仮想資産価格が急激に調整されたことで投資心理が萎縮した」とし、「安値買いの需要者は関連株に回避投資するよりもコイン市場で直接買う方式に切り替えている」と述べた。
米国ビッグテックや仮想資産が弱含みとなると、『海外個人投資家ピック』でポートフォリオを構成してきたETFの収益率も低迷している。有価証券市場に上場している海外個人投資家関連ETFは『KODEX 米国海外個人投資家』と『ACE 米国株ベストセラー』だ。直近1週間でそれぞれ8.74%、5.11%下落した。同期間、ナスダック100、S&P500など市場代表指数に投資するパッシブETFは約1%の下落にとどまった。
KODEX 米国海外個人投資家は国内投資家の投資比率が高い25の海外銘柄、ACE 米国株ベストセラーは海外株の残高・純買い決済額・取引代金などを基に10銘柄を選定して投資する商品だ。AIビッグテックや仮想資産関連株の比率が高い。KODEX 米国海外個人投資家はエヌビディアとテスラの比率がそれぞれ20%だ。パランティア・アップル・グーグルなども7〜8%台で組み入れている。ACE 米国株ベストセラーはエヌビディア・パランティア・マイクロソフトの比率が15〜22%台だ。サークル・コインベースなど仮想資産関連株も多数組み入れている。
ヤン・ジユン 記者 yang@hankyung.com

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