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[ニューヨーク株式市場ブリーフィング] グーグル ジェミナイ 3.0に寄せられた好評…ナスダック 2.7% 急騰

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • グーグルのジェミナイ 3.0に対する好評が広がり、技術株を中心に買いが集中したと伝えている。
  • アルファベットの株価は2日間で約10%急騰し、時価総額が米国市場で3位に上昇したと伝えている。
  • グーグルの独自TPUチップ導入などハードウェア・ソフトウェアの垂直統合がAI産業の新たな変化を導いていると伝えている。
写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

ニューヨーク株式市場の主要3指数は強含みで取引を終えた。グーグルの人工知能(AI)サービス、ジェミナイ 3.0がAI産業に新たな方向性を示したことで、技術株を中心に買いが集中した。

24日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ・ジョーンズ30種工業株平均は前日比202.86ポイント(0.44%)高の46,448.27で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は前日比102.13ポイント(1.55%)上昇し6,705.12、ナスダック総合指数は598.92ポイント(2.69%)急騰し22,872.01で引けた。

ジェミナイ 3.0への好評が続いたことが技術セクター全体の熱気を招いた影響だ。

特にAI産業の競合各社がジェミナイの成果を高く評価したことで、グーグルの親会社であるアルファベットの株価が後押しされた。

オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)はジェミナイ 3.0を目にした後、「今や我々が追う立場にある」として当面は状況が良くないだろうと漏らした。テスラのイーロン・マスクCEOは自身のXアカウントに珍しく「おめでとう」と投稿し、ジェミナイの成果を認めた。

ジェミナイ 3.0の成果は、AI産業の進路に新たな可能性を示している点で市場の反応を一層熱くしている。

これまでオープンAIを中心としたAIツールはエヌビディアのグラフィックス処理装置(GPU)に過度に依存せざるを得ず、GPUの購入や維持、減価償却費用が膨大になることが懸念材料だった。

一方、グーグルは独自開発のテンソル処理装置(TPU)を中核にジェミナイシステムを構築したことで外部支出が大幅に削減された。

主要なAIサービスの学習がある程度完了している点から、推論に強みを持つTPUがより力を発揮するだろうという期待もある。

結局のところ、グーグルはビッグテックの中でも唯一AIのハードウェアとソフトウェアを垂直統合していると評価される。

エヌビディアのGPUに大きく依存せずに自社チップでオープンAIを上回ったことで、グーグルがAI産業の地図を塗り替えるだろうという期待も高まった。

セールスフォースのマーク・ベニオフ創業者は「3年間毎日ChatGPTを使ってきて、ジェミナイ 3.0は今回2時間使っただけだ」としつつも、「推論、速度、画像、ビデオなどすべてがより鮮明で速くなっており、これは本当に驚くべき進化で(ChatGPTに)戻ることはないだろう」と語った。

アルファベットの株価はこうした楽観論を受けてこの日も6%超上昇した。2日間の株価上昇率は10%近くに達している。

時価総額も3兆8300億ドルを突破し、3兆5100億ドルのマイクロソフト(MS)を抜いて米国市場の時価総額3位に浮上した。

技術株全体の熱気が広がる中、エヌビディアとMSもそれぞれ2.05%と0.4%上昇した。

ジェミナイの躍進によりフィラデルフィア半導体指数も4.63%急騰した。特にブロードコムは11.1%急騰し、フィラデルフィア指数内の時価総額順位でTSMCを抜いて2位に浮上した。TSMCも3.48%、ASMLは2.20%、AMDは5.53%、マイクロン・テクノロジーは7.99%上昇した。

シン・ミンギョン ハンギョン.com記者 radio@hankyung.com

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