概要
- 米国債が3取引日連続で強含みとなり、10年物金利が今月の最安値である 4.03% まで低下したと伝えた。
- オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では12月の 基準金利引き下げ の確率が約 80% と織り込まれていると報じた。
- 30年物国債利回りもボックス圏下限を下回り、追加の 強含み が予想されると伝えた。
10年物金利、今月の最安値 4.03%
債券デリバティブ市場、12月利下げ確率を80%織り込む
30年物金利、ボックス圏(4.24~4.30%)の下へ下落

米中央銀行(Fed)の主要関係者のハト派的な発言が相次ぎ、12月の政策金利引き下げの可能性が大きく高まったことで、米国債は3取引日連続で強含みとなった。長期債が上昇を主導し、短期債も入札需要の回復に支えられて安定した流れを続けた。
米国債10年物金利は24日(現地時間)に取引時間中に年率4.03%まで低下し、今月の最安値を記録した。特に金利見通しを最も敏感に反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では、12月のFOMCで0.25%ポイントの利下げが約80%の確率で織り込まれている。OISとは短期基準金利を基に取引される金利スワップで、将来の金利経路に対する市場の期待を最も直接的に示す指標だ。
先週、ジョン・ウィリアムズ ニューヨーク連邦準備銀行総裁が「短期的に利下げの余地がある」と発言したのに続き、クリストファー・ウォラー Fed理事も同日「12月の利下げを支持する」と述べた。メアリー・デイリー サンフランシスコ連邦準備銀行総裁もWSJのインタビューで利下げの可能性に同調した。
米国債の強含みは長期債で最も顕著だった。米国の30年物国債利回りは直近1週間で4.24~4.30%の範囲で推移していたが、この日は4.22%台まで低下し、ボックス圏を下方へ離脱した。
トレーダーらは、28日に予定されているブルームバーグ国債指数の月末リバランスが長期債への追加買いを呼ぶと見ている。同日午後1時(現地時間)に新たに発行された10年・20年・30年物が指数に組み入れられ、指数を追随するETF・ミューチュアルファンドはポートフォリオを調整する必要がある。
2年物入札の結果は強い需要を反映した。感謝祭の影響で1日前倒しで実施された690億ドル規模の2年物入札で、入札利回りは3.489%で落札された。これは入札直前の現物市場金利と同水準である。入札利回りとは米財務省が国債を初めて発行する際に実際に落札された最初の利率を意味する。特に今回の入札では入札倍率が直近3か月で最も高い水準を記録した。
ニューヨーク=パク・シニョン特派員 nyusos@hankyung.com

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