カルシ、ネバダ規制の直撃…スポーツ契約の「派生商品」主張が崩れる

ソース
YM Lee

概要

  • ネバダ連邦裁判所がカルシの スポーツに基づく予測市場 を賭けの性質と判断し、規制手続きが再開されると伝えた。
  • カルシはネバダの利用者のみを遮断しても 市場の流動性 に悪影響を与える可能性があると懸念を示し、大規模な契約清算のリスクにも言及した。
  • 専門家らは今回の判決が予測市場を スポーツベッティングと同等の規律 と見る州の規制強化の動きに勢いを与えたと評価した。

カルシ(Kalshi)のスポーツを基盤とする予測市場の運営がネバダ州の規制を免れられないとの判断が下され、プラットフォーム運営全般に重大な転換点が生じた。

現地時間26日、ブルームバーグの報道によれば、ネバダ連邦裁判所はカルシに対して出されていた規制差し止め命令を解除し、州のゲーミング当局が制裁手続きを再開できるよう許可した。裁判所はカルシのフットボールのタッチダウン時点などのスポーツ関連契約がデリバティブではなく賭けの性質に近いと判断した。

カルシは直ちに控訴の意向を示し、緊急差し止め命令の再発行を求めている。会社はネバダの利用者のみをブロックしても市場全体の流動性が歪む可能性があり、数億ドル規模のポジションが混乱に陥るおそれがあると懸念している。

今回の判決は予測市場の規制が連邦による一元的監督ではなく州単位での管理に傾く可能性があるというシグナルと受け止められている。デジタル資産型の予測契約を巡って各州の裁判所で相反する判例が続く中、業界では最終的に連邦最高裁まで争われる案件になるとの見方が出ている。

ロビンフッドも同様の案件で暫定差し止め命令を求めたが、裁判所は金銭的被害は事後補償が可能だとしてこれを却下した。ネバダの利用者を対象としたスポーツ契約の運用再開が影響したとみられる。

専門家らは今回の判決が予測市場を事実上「スポーツベッティングと同じ規律の対象」と見る州の規制方針に勢いを与えたと評価している。カルシは規制の衝突が続く場合、巨額の契約清算が避けられない可能性があると警告しており、市場全体の不確実性が高まる状況だ。

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YM Lee

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