停戦案合意は本当に間近か…食い違う米国とウクライナの伝え

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 米国はウクライナが米国が提案した 停戦案 に同意し、些細な 細部 の調整だけが残っていると伝えた。
  • ウクライナは ドンバス譲歩兵力縮小NATO加盟問題 など主要な争点で米国と意見が大きく異なると明らかにした。
  • 停戦協議について米国とウクライナの評価が食い違っており、実際に 合意が間近 かどうかは不透明だと伝えた。

米「些細な細部の調整だけが残っている」

ウクライナ「ドンバス譲歩・兵力縮小・NATO加盟で意見の相違」

写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

ドナルド・トランプ米大統領がロシアとウクライナが停戦案合意に非常に近づいていると明かした中、実際に両国の停戦合意が間近に迫っているかどうかを巡り食い違う伝えが出ている。

米側では細部の調整が残っているもののウクライナ政府はトランプ政権が提示した停戦案に合意しており、まだロシアの反応がないという立場だ。しかしウクライナは米国と調整すべき内容はすべてウクライナの「レッドライン」であり決して譲れないと反論する流れだ。

25日(現地時間)、米CBSニュースは「ウクライナは和平協定に同意した」とする米政府関係者の発言を伝え、彼が「些細な細部をいくつか解決する必要はあるが(ウクライナは)和平協定に同意した」と強調したと報じた。この関係者の発言は当日午後にトランプ大統領がSNSトゥルースソーシャルを通じて「残っている意見不一致部分はただいくつかにすぎない」と述べたことと似た文脈だ。

CBSは米国が示した停戦案の草案に対してまだロシアの直接的な反応はないと伝えた。しかしこの関係者は停戦協議に参加しているダン・ドリスカル米陸軍長官は楽観的だとして「我々はロシアから間もなくフィードバックが来ることを期待している。状況は速く進んでいる」と強調した。

しかし米国側の楽観論とは異なりウクライナからはやや異なる声が出た。米CNNはこの日の協議過程に詳しいウクライナ高官の情報を引用し、米国とウクライナが停戦案を巡り大枠で合意に達したのは事実だが少なくとも3つの問題を巡り立場の隔たりが大きいと報じた。

この情報筋によれば現在ウクライナは停戦案草案の内容のうちドンバス領土の譲歩、ウクライナ軍の兵力削減、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO・ナトー)加盟問題を放棄できないと主張している。米国が用意した草案にはドンバス地域をロシアが管理する非武装地帯にするという内容が含まれているとCNNは伝えた。

しかしこの地域にはウクライナの安全保障で核心的な役割を果たす都市が含まれており、ウクライナが容易に譲歩できない事案だ。この情報筋はウクライナ軍の兵力を現在の90万人から60万人に減らすという条項についてより大きな数字を巡る議論が行われたとし、ウクライナは兵力制限に同意する前により多くの変化を求めている状況だと伝えた。

NATO加盟問題についてもウクライナの立場は断固としている。この情報筋はウクライナがNATO加盟をできなくなれば「ロシアは自分が加盟国でもない西側軍事同盟に事実上拒否権を行使することになる」と主張した。CNNはウクライナ情報筋が言及したこうした条項が「単に『いくつか残った意見不一致』、『克服不可能な事柄ではない項目』、『解決すべき些細な細部』という言い方とはかけ離れている」と指摘した。

アン・ヘウォン ハンギョン.com記者 anhw@hankyung.com

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