概要
- ビットコイン(BTC)が 9万ドル水準 を一時的に割り込み弱含みの流れを見せたと伝えた。
- 米連邦準備制度の 基準金利引き下げ の発表にもかかわらず 買い圧力 が強まらず主要な支持線が維持されなかったと伝えた。
- 【デリバティブ市場】 では短期の下落ベッティングが増加しており、現物取引量とポジションの変化が今後の方向性判断に影響を与える見込みだと伝えた.

ビットコイン(BTC)は11日、バイナンスのテザー(USDT)マーケット基準で9万ドル水準を一時的に割り込み弱含みの流れを見せている。米連邦準備制度(Fed)の基準金利引き下げの発表にもかかわらず市場全体で買いが強まらず主要な支持線が維持されなかったことが分かった。
11日(現地時間)の市場データによれば、ビットコインは米国の基準金利引き下げ発表直後に短期的な反発を試みたがバイナンスのテザーマーケットで9万ドル以下に押し戻された。その後価格は一部回復したが変動性が拡大し9万ドル水準は安定して維持されなかった。現物取引量も引き下げ発表に比べ増加幅は限定的だった。
パウエル(Fed)議長は記者会見で物価安定目標を再確認し追加緩和に慎重な姿勢を維持した。市場は金利引き下げ自体には好反応を示したものの「政策の経路はデータに基づいて決定される」という発言が出たためリスク資産全般の強い買い転換を引き起こすことはできなかった。一部の分析では金利引き下げが短期的な流動性拡大を保証しない点が価格の動きに影響を与えた要因として挙げられた。
デリバティブ市場でも同様の流れが見られた。先物の未決済建玉は減少し短期のレバレッジ比率は高い水準を維持した。オプション市場ではコールオプションに対するプットオプションの比率が拡大し短期の下落ベッティングが増加する流れが観察された。取引所ベースのロング・ショート比率も中立以下にとどまった。
短期的には9万ドルの回復の可否が主要な指標として挙げられている。変動性が拡大した区間で買いが強まることが確認されない限り限定的な範囲内での価格変動が続く可能性がある。現物取引量とデリバティブのポジション変化が今後の方向性判断に影響を及ぼす見込みだ。
現在ビットコインはバイナンスのテザーマーケット基準で前日比2.37%下落の9万344ドルで取引されている。

YM Lee
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