概要
- ビットコインと主要アルトコインは最近の短期的な反発の試みにもかかわらず、売り圧力に阻まれ年末のラリーへの期待が弱まっていると伝えた。
- 現物ビットコインETFから6億3480万ドル規模の純流出が発生し、機関投資家も慎重な姿勢を維持していると明かした。
- 主要なテクニカルのサポートラインとレジスタンスラインがはっきりしてきたため、短期的に方向感のないボラティリティ相場が続く可能性が高いと伝えた。

ビットコイン(BTC)と主要アルトコインは短期的な反発を試みたが、高値付近で売り圧力に阻まれ、年末ラリーへの期待がやや弱まっている。テクニカル指標では主要なサポートラインとレジスタンスラインが明確になり、市場は様子見の局面に入っているようだ。
17日(現地時間)のコインテレグラフによると、ビットコインは日中に9万ドル台を回復したが、売り勢に押されて上昇分を吐き出した。ビットコインは現在8万5969ドル台で取引されている。パサイド・インベスターのデータによれば、今週に入って現物ビットコインの上場投資信託(ETF)からは総額6億3480万ドル規模の純流出が発生し、機関投資家の慎重な姿勢が続いている。
オンチェーン分析家のモレノディブイ(MorenoDV_)は、非アクティブコインとマイニングの保有量を除いた平均買付単価を意味する「トゥルー・マーケット・ミーン(TMM)」を心理的基準線に指摘した。現在のTMMは8万1500ドル水準で、該当区間が崩れるとビットコインは中期的に追加の下落圧力を受ける可能性があると分析した。一方、グレースケールはマクロ環境の改善と米国の規制明確化を根拠に、2026年上半期にビットコインが史上最高値を更新する可能性を維持している。
テクニカル面ではビットコインは8万4000ドル台が短期の主要サポートラインと見なされる。該当区間が崩れると8万600ドルから7万3777ドルのレンジまで調整する可能性があると分析されている。逆に9万37ドル水準の20日移動平均線を回復すれば、9万4589ドルと10万ドルへの再挑戦が取りざたされる。
イーサリアム(ETH)は2960ドル付近で反発を試みたが、3066ドル台で抵抗を受けた。2716ドルと2623ドルのレンジが主要な下方サポートとされ、トレンド転換には3350ドルの突破が必要だという評価だ。バイナンスコイン(BNB)は840ドル付近でのサポートの可否が鍵で、791ドルを割り込めば追加下落の可能性が示唆される。
リップル(XRP)は下降チャネルの下限と1ドル61セントのレンジでサポートの試験が続いている。反発した場合は2ドル03セントと2ドル18セントのレンジで売り圧力が予想される。ソラナ(SOL)は122ドル付近で弱含みが続いており、110ドルと95ドルのレンジが主要サポートとして言及されている。
ドージコイン(DOGE)とカルダノ(ADA)も弱含みが続いている。ドージコインは13セントラインを割って以降、反発の試みは限定的だが、相対力指数(RSI)上では売り圧力はやや鈍化している様子だ。カルダノは37セントのサポートが崩れると32セントと27セントまで調整する可能性が取りざたされる。
ビットコインキャッシュ(BCH)は534ドル台で反発したが、558ドル上方突破の可否が鍵だ。ハイパーリキッド(HYPE)は30ドル26セント付近で抵抗を受けており、チェーンリンク(LINK)は10ドル94セントのサポートを守れるかが短期の流れを左右するとみられる。
市場全体ではビットコインとアルトコインのいずれも短期的な反発が高値での売りに阻まれる流れが繰り返されている点に注目している。ETFの資金フローと技術的な抵抗ゾーンを考慮すると、年末まで方向感のないボラティリティ相場が続く可能性が高いという評価が出ている。

YM Lee
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