概要
- バンク・オブ・アメリカは、ジェローム・パウエル議長への捜査が金融緩和期待の重しになり得ると評価したと伝えた。
- バンク・オブ・アメリカは、パウエル議長を巡る法的な不確実性が利下げ判断をより難しくし、金融政策環境を保守的にし得ると診断したと述べた。
- バンク・オブ・アメリカは、連邦最高裁が扱うリサ・クックFRB理事に関する事件が、FRBの独立性と今後の政策決定の枠組みにより直接的な影響を及ぼし得ると指摘したと述べた。

米司法省がジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長を捜査中と報じられたことで、今後の政策金利引き下げ経路を巡る不確実性が高まり得るとの見方が出ている。
13日、海外の経済速報チャンネル「ウォルター・ブルームバーグ」によると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は最近のリポートで「パウエル議長に対する捜査が、金融緩和期待の重しとなり得る」と評価した。BofAは「市場の反応は現時点では比較的落ち着いているが、今回の案件がFRB内のタカ派的な政策決定者の立場を強める可能性がある」と分析した。
BofAは「パウエル議長を巡る法的な不確実性が金融政策環境をより保守的にし得る」とし、「利下げ判断はこれまで以上に難しくなり得る」と指摘した。特に政治的・制度的な圧力が強まれば、FRBが政策緩和により慎重になる可能性があるという。
ただしBofAは、次期FRB議長の人事よりも重要な変数として、連邦最高裁が審理予定のリサ・クックFRB理事に関する事件を挙げた。その判断が、FRBの独立性や今後の政策決定の枠組みに、より直接的な影響を及ぼし得るとの見立てだ。
市場では、パウエル議長への捜査とFRB内部の法的問題が、短期金利見通しにとどまらず、今後の金融政策スタンス全体にどのような波及をもたらすのか注視している。





