概要
- マサチューセッツ州の裁判所が、予測市場の運営会社Kalshiにスポーツベッティング予測市場の運営を禁じる仮差し止め命令を出したと伝えた。
- 今回の決定を受け、マサチューセッツ州の規制当局がKalshiにスポーツベッティング契約の提供を公式に禁止すると見込まれるとした。
- 複数の米州政府がKalshiやPolymarketなどの予測市場プラットフォームをスポーツベッティングサービスとみなし、規制しようとする動きを見せてきたと伝えた。
20日(現地時間)、暗号資産(仮想通貨)専門メディア「ディクリプト(Decrypt)」によると、米マサチューセッツ州の裁判所は、予測市場の運営会社Kalshiに対し、スポーツベッティングに関する予測市場の運営を禁じる仮差し止め命令を出した。米国で予測市場プラットフォームを対象にこの種の命令が出されたのは今回が初めてだ。
同メディアによれば、裁判所はKalshiが提供するスポーツ関連契約が実質的に賭博に類似すると判断した。裁判所は判決文で「Kalshiは昨年3月以前まで、広告で自らを『最初の全国的に合法なスポーツベッティング・プラットフォーム』と明記していた」とした上で、「その後、表現を『特定イベントの結果に直接連動する取引専用の規制された取引所』に変更したが、運営方式は他のデジタル賭博と類似している」と説明した。
仮差し止め命令は一般に、原告側が本案訴訟で勝訴する可能性が高いと判断される場合に出される。今回の決定を受け、早ければ今週金曜日(現地時間)にも、マサチューセッツ州の規制当局がKalshiに対しスポーツベッティング契約の提供を公式に禁止する措置を出すと見込まれている。
これまで複数の米州政府は、KalshiやPolymarketなどの予測市場プラットフォームをスポーツベッティングサービスとみなし、規制しようとする動きを見せてきた。これに対しプラットフォーム側は「州政府の規制を受けるスポーツベッティングではなく、商品先物取引委員会(CFTC)の監督下で運営されるイベント連動型契約を提供している」として反発してきた。
一方、最近テネシー州の連邦裁判所は、州政府がKalshiに出した営業停止命令を一時的に撤回するよう判断しており、予測市場を巡る連邦政府と州政府の規制の衝突は当面続く見通しだ。




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