プーチン・ゼレンスキー会談の可能性を排除しないロシア「成果のある会談でなければ」

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ロシアは、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談を排除しないものの、実質的な成果が必要だと明らかにした。
  • アブダビで行われた米国・ロシア・ウクライナの3者協議後、プーチン—ゼレンスキー会談の可能性が改めて注目されていると伝えた。
  • ペスコフ報道官は来月1日の3者協議再開の可能性を確認しつつ、平和条約に関する文書は議論されていないと述べた。
Photo = Shutterstock
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ロシアは、ウラジーミル・プーチン大統領とウォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領との首脳会談そのものを排除しない一方で、実質的な成果を上げられる会談でなければならないとの立場を示した。

29日、タス通信によると、クレムリンの外交政策補佐官ユーリー・ウシャコフ氏は、ロシア国営放送の記者パベル・ザルビンとのインタビューで前日、「ロシアはプーチン大統領とゼレンスキー大統領の接触を決して拒否しない」としたうえで、「ただし会談は十分に準備される必要があり、具体的で前向きな結果を導き出すことに焦点を当てるべきだ」と述べた。

さらに同氏は、「プーチン大統領は、ゼレンスキー大統領が会談に誠実に準備しているのであればモスクワに招く意思があることを、これまで何度も明らかにしてきた」とし、「ロシアは彼の安全と必要なあらゆる条件を保証する」と付け加えた。

これに先立ちプーチン大統領は、昨年9月の中国訪問後に開かれた記者会見で、モスクワでロシアとウクライナの首脳会談を開催しようと提案したことがある。しかしゼレンスキー大統領はこれを受け入れず、代わりにプーチン大統領がキーウを訪問するよう逆提案した。

ウシャコフ補佐官は、両首脳の会談問題がプーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領の電話会談でも議論されたと伝えた。同氏は、「この案件はわれわれにとって見慣れない問題ではなく、プーチン大統領とトランプ大統領の通話で何度も取り上げられてきた」とし、「トランプ大統領は特に、その可能性を検討してみるよう提案した」と説明した。

今月23~24日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで、米国が提示したウクライナ和平案をめぐり米国・ロシア・ウクライナが3者協議を行ったことを受け、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談可能性も改めて注目されている。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、アブダビで行われた3者協議が暫定的に来月1日に再開される見通しだと確認した。米国の仲介により2件の平和条約が締結されるとのウクライナ側の主張については、「現時点でいかなる文書のリストも議論されていない」と一線を画した。

続けて「今回の協議は極めて敏感で複雑な案件を扱っている」とし、「具体的な内容を公に言及することは協議の助けにならない」と強調した。

キム・ジュワン記者 kjwan@hankyung.com

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