概要
- ジャンプ・トレーディングがポリマーケットとカルシの持分を取得し、流動性供給を条件とする戦略提携を推進すると伝えられた。
- ポリマーケットは流動性供給規模に応じて持分を段階的に増やす枠組みで協議され、カルシは一定の持分を固定的に確保する方式で契約を締結したと伝えられた。
- 業界では、ジャンプ・トレーディングの参画が予測市場の流動性改善と機関投資家のアクセスを高め得る一方、規制環境の変化により事業構造の調整可能性も取り沙汰されているとした。
暗号資産(仮想通貨)市場のマーケットメイクを手がけるジャンプ・トレーディングが、分散型予測市場プラットフォームのポリマーケットおよびカルシの持分を取得する見通しだ。流動性供給を条件とする戦略提携の性格を持つ契約だという。
ブルームバーグは9日(現地時間)、ジャンプ・トレーディングがカルシとは一定の持分を固定的に確保する方式で契約を締結したと報じた。ポリマーケットとは、流動性供給の規模に応じて持分を段階的に増やす枠組みで協議が行われたとされる。
ジャンプ・トレーディングは、グローバル金融市場と暗号資産市場での流動性供給およびマーケットメイクを専門とする企業だ。とりわけデリバティブと高頻度取引の分野で影響力を拡大してきた。
今回の持分取得は、予測市場産業が制度圏での議論の中心にある局面と重なり注目される。足元では米国を中心に予測市場を賭博とみなそうとする規制の動きと、商品先物取引委員会(CFTC)の管轄だとする業界の主張が衝突している。
ポリマーケットとカルシはいずれもイベント連動型契約を通じ、政治、経済、スポーツなど多様な結果に関する確率取引を提供している。流動性の確保は、当該市場の価格発見機能と取引の安定性にとって中核的要素と評価される。
業界では、ジャンプ・トレーディングの参画が予測市場の流動性改善に加え、機関投資家のアクセス向上につながる可能性があるとの見方も出ている。一方で、規制環境の変化次第では事業構造の調整余地も取り沙汰されている。


JH Kim
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