概要
- UAE政府系ファンドのムバダラとアル・ワルダが、ビットコイン現物ETFのIBITに投資し、保有額が10億ドルを超えたと伝えた。
- ムバダラは、ビットコイン価格が約23%下落した昨年10~12月期だけでIBITを約400万株増やし、エクスポージャーを拡大したと伝えた。
- 年初来のビットコイン価格下落と暗号資産市場の低ボラティリティ、マクロ経済の不確実性により、IBITの評価額が約8億ドルに減少したと伝えた。

アラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンドによるビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)への投資額が、昨年末時点で10億ドル(約1兆4000億ウォン)を上回ったことが分かった。
18日(現地時間)、コインデスクによると、UAE政府系ファンドのムバダラによるブラックロックのIBIT(iShares Bitcoin Trust)保有は、昨年末時点で1270万株と集計された。IBITは、世界最大の資産運用会社ブラックロックが2024年に設定した米国のビットコイン現物ETFだ。
ムバダラは昨年10~12月期だけでIBITの保有を約400万株増やした。ETFを通じてビットコインへのエクスポージャーを大幅に拡大した格好だ。コインデスクは「この動きは、昨年10~12月期にビットコイン価格が約23%下落するなかで行われた」とし、「ムバダラは2024年末にIBITへ初めて投資して以降、継続して投資を続けてきた」と伝えた。
アブダビ投資委員会(ADIC)傘下の投資会社アル・ワルダ・インベストメントも、ビットコインETFに継続的に投資している。具体的に、アル・ワルダのIBIT保有は昨年末時点で820万株と集計された。昨年7~9月期(796万株)と比べると約24万株増えた。
ムバダラとアル・ワルダのIBIT投資額は、昨年末時点で10億ドルを上回ったとされる。ただ、ビットコイン価格が年初来下落基調を続け、評価額は前日(17日)時点で約8億ドルまで低下した。コインデスクは「暗号資産市場は年初、低ボラティリティやマクロ経済の不確実性などにより複数の困難に直面した」とした上で、「(ただ)一部の長期投資家は下落局面を活用し、デジタル資産に連動し流動性の高い商品でポジションを構築しているようだ」と伝えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





