概要
- ウォン・ドル為替レートが夜間取引で一時1500ウォンを突破し、1ドル=1485.7ウォンで終了して世界金融危機後の最高値を記録したと伝えた。
- ホルムズ海峡の封鎖とイラクのルマイラ油田での原油生産停止によりWTI原油が急騰し、ウォン・ドル為替レートの上昇圧力が強まったと伝えた。
- 安全資産志向の拡大でドル指数(DXY)が上昇し、ウォン・ドル為替レートの上昇が物価上昇圧力と引き締め懸念を刺激し得るとした。
期間別予測トレンドレポート



ウォン・ドル相場は夜間取引で一時1ドル=1500ウォンを上回る水準まで急騰し、世界金融危機後の最高値を記録した。
4日(韓国時間)午前2時、ウォン・ドル相場は前営業日のソウル外国為替市場の終値比46ウォン高の1ドル=1485.7ウォンで取引を終えた。上昇幅としては2008年11月6日(64.80ウォン)以来の最大となる。ただし当時は夜間取引が導入されていなかった。
この日の日中取引(午前9時〜午後3時30分)の終値1ドル=1466.1ウォンと比べると19.6ウォン上昇した。ニューヨーク市場に1ドル=1475ウォン前後で入ったウォン・ドル相場は、世界的なエネルギー需給不安と重なって上昇圧力を受けた。
イランのホルムズ海峡封鎖措置を受け、イラクが世界で2番目に大きい油田であるルマイラで原油生産を停止した影響だ。米国産WTI原油の4月限は一時、前日比9%超急騰する場面もあった。
安全資産志向が広がる中、主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数(DXY)は取引中に99.685まで上昇した。ウォン・ドル相場もこれに連動し、一時1ドル=1506.5ウォン(韓国資金仲介ベース)まで急騰した。取引中に1500ウォンを突破したのは2009年3月以来初めてだ。
新栄証券のチョ・ヨング研究員も「ホルムズ海峡封鎖により、今週の金融市場では安全資産志向が明確に現れる可能性が高い」とし、「ウォン・ドル相場の上昇で物価上昇圧力が拡大し得るうえ、金融政策面でもインフレが臨界値を超えれば引き締め懸念を刺激しかねない」と述べた。
ノ・ジョンドン 韓経ドットコム記者 dong2@hankyung.com

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