概要
- 3月の米国の製造業PMIは52.4となり、市場予想の51.5を上回って製造業の景況が拡大基調にあるとした。
- 同期間のサービス業PMIは51.1で、予想の52を下回り、サービス業の景況減速の可能性を示唆したと伝えた。
- S&Pグローバルは、成長減速、インフレ上昇、スタグフレーションのリスクが強まり、FRBの政策運営の重荷になり得ると指摘したと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



米国の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想を上回った一方、サービス業指数は予想を下回った。
24日(現地時間)、S&Pグローバルが発表した製造業購買担当者景気指数(速報値)は52.4となり、市場予想(51.5)を上回った。同時に公表されたサービス業PMI速報値は51.1で、予想(52)を下回った。
購買担当者景気指数は50を基準に、景況の拡大・縮小を判断する。PMIが50を上回れば景気拡大、50を下回れば景気縮小を意味する。
S&Pグローバルは今回のPMI結果について、中東戦争の影響で成長減速と物価上昇圧力が同時に現れているとの見方を示した。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「3月PMIは、成長減速とインフレ上昇が組み合わさった望ましくない組み合わせを示唆している」とし、「戦争に伴う不確実性とエネルギー価格の上昇が需要を押し下げている」と分析した。
また「価格指標は、消費者物価上昇率が再び約4%水準に持ち直す可能性を示している」としたうえで、「経済成長の減速と物価上昇が同時に進むスタグフレーションのリスクが高まっている」と指摘した。
さらに「米連邦準備制度理事会(Fed)は、インフレ上昇圧力と景気減速リスクの間で政策のバランスを取らねばならない局面にある」とし、「今後は戦争の継続可否、エネルギー価格、サプライチェーンへの影響が主要な変数として作用するだろう」と付け加えた。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





