概要
- 米国とイランの停戦を巡るメッセージが食い違っており、実際の停戦見通しを断定しにくいとの分析が伝えられた。
- トランプ大統領は、ホルムズ海峡が開放され、自由かつ安全に確保されれば検討するが、それまではイランを完全に壊滅させると述べたと伝えられた。
- イランはホルムズ海峡の開放は不可能との立場を維持し、戦争終結には前向きだが、特定の条件が満たされる必要があるとの立場だと伝えられた。
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イラン政府が「イランが米国に停戦を要請した」とするドナルド・トランプ米大統領の発言に反論した。
1日(現地時間)、ウォルター・ブルームバーグによると、イラン外務省報道官は同日、「トランプ大統領の『イランが停戦を要請した』という発言は虚偽であり、根拠がない」と述べた。
これに先立ち、トランプ大統領は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて「イランの新政権の大統領が米国に停戦を要請した」と明らかにした。トランプ大統領は「我々(米国)はホルムズ海峡が開放され、自由かつ安全に確保されればそれを検討する」とした上で、「それまではイランを完全に壊滅させる」と述べた。
イランはホルムズ海峡を開放できないとの立場を維持している。ブルームバーグによれば、イラン革命防衛隊(IRGC)は同日、声明で「ホルムズ海峡は米大統領のばかげた振る舞いを根拠に、敵に開放されることはない」と述べた。
ブルームバーグは「米国とイランから発せられる複数のメッセージを総合すると、停戦の見通しがどの程度かを断定するのは難しい」と分析した。ブルームバーグは「(トランプ大統領は)時に同じメッセージの中で2つの立場を行き来した」とし、「一方、イランは戦争終結には前向きだが、特定の条件が満たされる必要があるとの立場だ」と伝えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





