概要
- イーサリアムネットワークのステーブルコイン供給量は約1800億ドルとなり、3年前に比べ150%%増えた。
- トークンターミナルは、ステーブルコインを通じて2030年までにイーサリアムネットワークへ8500億ドル規模の新規資金が流入すると見通した。
- ニック・ラック取締役は、資産トークン化と機関導入がイーサリアムの長期強気相場を支える一方、競合ブロックチェーン、規制障壁、マクロ経済の変動性が重荷になると分析した。
期間別予測トレンドレポート



イーサリアム(ETH)ネットワークのステーブルコイン供給量が1800億ドルを突破した。
コインテレグラフは8月7日、ブロックチェーン分析会社トークンターミナル(Token Terminal)のデータを基に、同日時点の供給量が約1800億ドルに達したと報じた。3年前に比べて150%増え、ステーブルコイン全体の供給量に占める比率は60%に達するという。
先行きも明るい。トークンターミナルは、ステーブルコインを通じて2030年までに総額8500億ドルの新規資金がイーサリアムのネットワークに流入すると見通している。スタンダードチャータード(Standard Chartered)も2024年末のリポートで、2028年までに1兆ドルを超える資金が既存の伝統金融(TradFi)システムからステーブルコインに移る可能性があると分析した。
イーサリアムは、ステーブルコインに加え、実物連動資産(RWA)のトークン化分野でも最も高い市場シェアを持つブロックチェーンとされる。コインテレグラフは、ブラックロック(BlackRock)、JPモルガン(JPMorgan)、アムンディ(Amundi)などの主要金融機関がイーサリアムのネットワークを通じてトークン化ファンドを投入したと伝えた。
LVRGリサーチのニック・ラック取締役は、こうした流れが資産のトークン化と機関投資家の採用に支えられたイーサリアムの長期的な強気相場を下支えすると指摘した。一方で、競合ブロックチェーンの台頭や規制上の障壁、マクロ経済の変動性が一段の上昇を阻む主な要因として残っていると付け加えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





