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XRP、投資家の損失拡大で弱含み 追加売り続くかが焦点

Suehyeon Lee

概要

  • XRP(XRP)は、投資家の損失拡大機関資金の流出が重なり、弱含みで推移している。
  • XRP現物ETFは3月に月間純流出を記録し、4月にも追加の資金流出が発生するなど、機関需要の鈍化が表れている。
  • 取引所へのクジラ流入の減少は短期の下押し圧力を一定程度抑えるが、今後は追加売り(投げ売り)の有無が相場の重要な変数になる。

期間別予測トレンドレポート

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写真:グラスノード
写真:グラスノード

XRPは投資家の損失拡大と機関資金の流出が重なり、弱含みで推移している。一方で大口保有者(クジラ)は売りを急いでおらず、市場では強弱感が交錯している。

4月7日のグラスノード(Glassnode)データによると、XRP流通量のうち含み益が出ている比率は約43.4%だった。約21カ月ぶりの低水準で、足元の価格である約1.3ドル前後を基準にすると、半分を超える保有分が含み損の状態に入ったことになる。

足元の下落の大きさも鮮明だ。XRPは6カ月連続で月足が陰線となり、高値から60%以上下落した。特に過去1年間に2ドル超で買った投資家では、2025年11月以降、1日当たり2000万〜1億1000万ドル規模の損失確定が続いていることが分かった。

写真:ソソバリュー
写真:ソソバリュー

機関需要も鈍化している。ソソバリュー(SoSoValue)のデータによると、2025年末に設定されたXRP現物上場投資信託(ETF)は、3月に初めて月間の純流出を記録した。流出額は約3116万ドルで、4月に入ってからも125万ドルの追加流出が発生した。

ただ、大口投資家の動きはやや異なる。クリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者アラブチェーンによると、足元でバイナンスに流入するクジラの保有量は2026年に入ってからの最低水準まで減った。1日平均で約1260万XRPと、過去に数億XRP単位の流入があった時期に比べて大幅に少ない。

写真:クリプトクアント
写真:クリプトクアント

一般に、取引所への流入増加は売り圧力の強まりを意味する。逆に流入の減少は、資産を外部ウォレットに移して売却を見送る動きと受け止められる。実際、直近30日間のクジラ流入量の累計も約14億4000万XRPと、年初に比べて低い水準にある。

こうした動きは、短期的な下押し圧力を一定程度抑える要因になりうる。ただ、暗号資産メディアのビーインクリプト(BeInCrypto)は、クジラ流入の減少だけで価格反発を断定するのは難しいと分析する。含み損を抱えた投資家の追加売り、いわゆる投げ売りが続くのか、それともクジラが様子見を続けるなかで価格が安定を取り戻すのかが、今後の相場を左右する重要な変数になる。

4月8日現在、コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)によると、XRPは前日比5.58%高の1.38ドルで取引されている。

Suehyeon Lee

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shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
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