概要
- ニック・パックリン氏は、現在のビットコイン反発が中東戦争の余波と金利要因によって脆弱な状態にあると診断した。
- 同氏は、ビットコインが9万ドルまで上昇するには、地政学的緊張の緩和、原油価格の80ドル水準への低下、スタグフレーション懸念の和らぎなどが必要だと説明した。
- 短期的には、週間終値で7万1000ドルを上回って維持できるかに加え、7万4000ドルの抵抗線、政策金利据え置きの可能性、利上げの可能性が主な変数になると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)は、地政学リスクとマクロ経済の不確実性を背景に、戻りの勢いが限られている。
コインテレグラフが6月12日に報じた。コインビューロー(CoinBureau)の創業者ニック・パックリン(Nic Puckrin)氏は、足元のビットコイン相場について「現在の反発は脆弱な状態だ」と指摘し、「中東戦争の余波と金利を巡る変数が市場の重荷になっている」と分析した。
同氏は、戦争が今終結したとしても、その影響は2026年を通じて続く可能性が高いとみる。利下げも、早くて7〜9月期末、遅ければ10〜12月期以降にずれ込むとの見通しを示した。
ビットコインが9万ドルまで上昇するには、地政学的緊張の緩和に加え、原油価格が80ドル水準まで低下することや、景気指標の鈍化に伴うスタグフレーション懸念の和らぎが必要だと説明した。
短期的には、週間終値ベースで7万1000ドルを上回って維持できるかが重要な変数になる。この水準を守れば一段高の余地が開く半面、上値では7万4000ドル近辺が抵抗線として意識される可能性がある。
ビットコインは6月6日以降、約5.8%上昇して7万3000ドルを上回った。ただ、米国とイランの交渉決裂が伝わった後は、再び7万ドル水準まで下落した。
中東情勢の緊迫はインフレ圧力にもつながっている。米消費者物価指数(CPI)は足元で前年同月比3.3%上昇し、物価負担が続いていることを示した。
これを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)内でも利下げを巡る意見は割れている。市場では当面、政策金利の据え置きが有力視されている。物価上昇が続けば、利上げの可能性も排除できないとの見方がある。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





