概要
- ブルームバーグは、イランがホルムズ海峡を通る海上輸送を数日間停止する案を検討していると報じた。
- 米国は、イランとの最初の停戦協議が決裂した後、海峡を通るイランの原油や物資の輸送を阻む逆封鎖に踏み切ったと伝えた。
- イランの海上輸送停止は、武力衝突を避け、後続協議で信頼醸成を狙う動きと受け止められている。
期間別予測トレンドレポート


ブルームバーグ報道
「後続協議の局面で信頼醸成に効果」

イランがホルムズ海峡を通る海上輸送を一時停止する案を検討していると、ブルームバーグが4月15日に関係者の話として報じた。米国の「逆封鎖」を試して対話が途切れる事態を避ける狙いがあるとみられる。
米国は4月11日のイランとの初の停戦協議で合意に至らなかった。その後、イランがホルムズ海峡経由で原油や物資を運べないよう、イラン発着の船舶による海峡通過を4月13日から阻止し始めた。
イランが先に海峡を封鎖して米国に圧力をかけたのに対し、米国は今度はイランを海峡内に閉じ込める「逆封鎖」で対抗した形だ。4月15日時点では、イランが米国の封鎖を実力で突破しようとした動きは確認されていない。
米国とイランは現在、後続協議の開催を巡って協議している。こうしたなか、イランが海上輸送を数日間止めれば、対話再開の妨げになりかねない衝突を防げる可能性がある。米国との追加協議に入る前に、相互の信頼を築く効果も見込める。
レイチェル・ジエンバ米新アメリカ安全保障センター(CNAS)上級研究員は「仮にイランが実際に輸送を止めるなら、イラン政府も緊張緩和を望み、武力衝突の再開を避けたいと考えている兆候になる」と述べた。
ただ、関係者によると、イラン側の計算はなお変化している。例えば、イラン革命防衛隊が米国の封鎖を試そうとする可能性があり、この場合は足元で進む対話の勢いが弱まる恐れがある。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム(Hankyung.com)記者 jsk@hankyung.com

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