概要
- テザーがアントアルファ株の8.2%%(約195万株)を取得し、ビットコイン採掘金融のエコシステムで影響力を強めていることが明らかになった。
- アントアルファはビットコイン担保融資と採掘設備向け金融を手がけ、約16億ドルの融資ポートフォリオを持つ。2025年売上高7970万ドル・純利益1850万ドルも記録した。
- アントアルファ株は4月21日の取引序盤に約7.2%%高の9.97ドルを付けた。テザーは市場環境に応じて持ち分を追加取得したり縮小したりする可能性を残している。
期間別予測トレンドレポート



ステーブルコイン大手のテザー(Tether)が、ビットコイン採掘向け金融を手がけるアントアルファ(Antalpha)の株式を取得し、関連エコシステムでの影響力を強めている。
4月21日に米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類によると、テザーはアントアルファ株の8.2%を取得し、主要株主に浮上した。保有株数は約195万株で、テザーのジャンカルロ・デバシーニ会長が当該持ち分の議決権と処分権を共同で保有する。
提出書類によると、テザーは今後の市場環境などに応じて、持ち分を追加取得したり縮小したりする可能性も示した。
アントアルファは、ビットコインを担保とする融資や採掘設備向け金融を提供する企業だ。2024年末時点で約16億ドルの融資ポートフォリオを持つ。主要採掘機器メーカーのビットメイン(Bitmain)のエコシステムと密接な関係にあることでも知られる。
同社は2025年5月の新規株式公開(IPO)で約4930万ドルを調達した。公開価格は1株12.80ドルだった。テザーは当時、最大2500万ドル分の株式取得の意向を示していた。
業績も拡大している。アントアルファの2025年の売上高は7970万ドルと前年に比べ68%増えた。純利益は1850万ドルと3倍超に拡大した。
4月21日の取引序盤には、アントアルファ株は約7.2%高い9.97ドル前後で推移した。
一方、テザーは時価総額約1870億ドルで、ステーブルコイン市場全体の約3207億ドルの58.4%を占める最大の発行体だ。市場では、今回の出資を通じて、テザーが採掘金融やビットコイン金融市場全般で影響力を広げる戦略を強めていると受け止められている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





