外国人、サムスン電子・SKハイニックスに3兆5000億ウォン超 KOSPIの過去最高値更新を主導

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 外国人投資家は4月7~21日にKOSPIで5兆7915億ウォンの買い越しに転じ、KOSPIの過去最高値更新を主導した。
  • とりわけサムスン電子SKハイニックスなど半導体株を中心に、それぞれ1兆946億ウォン2兆4128億ウォンを集中的に買い越した。
  • 市場では戦争よりも業績に重心が移っており、半導体輸出183%%増と営業利益コンセンサス500兆ウォン超への期待が高まっている。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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先月、米国とイランの戦争勃発後、外国人投資家はKOSPI市場から潮が引くように資金を引き揚げた。短期で急騰した相場で利益確定売りが出たうえ、戦争を受けたリスク資産回避の動きも重なり、韓国取引所ベースで35兆ウォン(約3兆8500億円)を売り越した。

今月に入っても続いていた売りの流れは、4月7日のサムスン電子の1~3月期決算発表を境に反転した。サムスン電子が57兆ウォン超の営業利益を上げたことを受け、外国人投資家の買い意欲が回復した。これが、KOSPIが約50日ぶりに前回高値を上抜く最大の原動力となった。

4月21日のKOSPI指数は取引時間中に2.5%前後上昇し、過去最高の6376.28まで上げた。戦争前の2月26日に付けた終値ベースの最高値6307.27と、その翌日の取引時間中高値6347.41をいずれも上回った。

この日は外国人投資家が1兆ウォン超(約1100億円)を買い越し、KOSPIの過去最高値更新を主導した。午後1時20分時点では、SKハイニックスを2667億ウォン(約293億円)、サムスン電子を2049億ウォン(サムスン電子優先株を含む、約225億円)それぞれ買い越した。サムスン電機は980億ウォン(約108億円)、POSCOホールディングスは974億ウォン(約107億円)の買い越しだった。

外国人投資家がKOSPI銘柄を本格的に買い始めたのは4月7日からだ。韓国取引所によると、4月1~6日は1254億ウォン(約138億円)の売り越しだったが、4月7~21日は5兆7915億ウォン(約6370億円)の買い越しに転じた。3月19日から11営業日連続で続いた売り越しは4月4日に途切れ、4月7日以降は11営業日のうち8営業日で買い越しとなるなど、買いの勢いが鮮明になった。

銘柄別では、半導体株への集中買いが目立った。外国人投資家は4月7日以降、SKハイニックスを2兆4128億ウォン(約2650億円)買い越し、サムスン電子も1兆946億ウォン(サムスン電子優先株を含む、約1200億円)買い越した。半導体各社の業績サプライズを受け、強い買いが入った。サムスン電子は4月7日、1~3月期の営業利益が57兆2000億ウォン(約6兆2900億円)となり、過去最高を更新したと発表した。4月23日に1~3月期の速報値を発表するSKハイニックスにも、証券業界の期待が高まっている。

AIベースの投資情報サービス、エピックAIによると、両社の今年の営業利益コンセンサスは500兆ウォンを大きく上回った。サムスン電子は305兆2637億ウォン(約33兆5800億円)、SKハイニックスは208兆5116億ウォン(約22兆9400億円)の利益が見込まれている。4月21日に韓国関税庁が公表した4月1~20日の輸出統計でも、半導体輸出は前年同期比183%増だった。好業績への期待は一段と強まっている。

戦争を巡る材料は、もはや株式市場の主要な変数ではなくなりつつある。100ドルを大きく上回っていた国際原油価格が80~90ドル近辺で推移し、市場の戦争への感応度が大きく低下したためだ。キウム証券のハン・ジヨン研究員は「市場は終戦交渉が難航の末に妥結するとみている」と述べたうえで、「相場の重心は次第に業績へ移っていく」と指摘した。

カン・ジンギュ記者 josep@hankyung.com

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