期間別予測トレンドレポート


5年6カ月ぶりの高い伸び
半導体の寄与度55%

2026年1〜3月期の韓国経済は、半導体特需を追い風に前期比1.7%の高成長となった。成長率に占める半導体の寄与度は55%に達した。
韓国銀行(中央銀行)は4月23日、1〜3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前期比1.7%増えたと発表した。2025年10〜12月期に0.2%のマイナス成長だった韓国経済は、米国とイランの戦争という悪材料のなかでも急反発した。2月に示した韓国銀行の見通しである0.9%をほぼ倍上回った。1〜3月期の成長率は2020年7〜9月期の2.2%以来、5年6カ月ぶりの高水準となった。韓国経済は2025年1〜3月期に0.2%のマイナス成長となった後、4〜6月期に0.7%、7〜9月期に1.3%と持ち直したが、10〜12月期には再び0.2%のマイナスを記録していた。
2月末に始まった米国とイスラエルによるイラン空爆を受け、中東戦争は景気の下押し要因になると見込まれていた。だが成長を大きく押し上げたのは輸出だった。半導体が主導した輸出は成長率を1.1ポイント押し上げた。消費と投資を含む内需も底堅く回復し、成長率に0.6ポイント寄与した。
生産面では、半導体を含む製造業の成長寄与度が1.0ポイントに達した。このうち半導体製造業単独の寄与度は0.9ポイントを超えたと推計される。不振が続いていた建設業も1〜3月期は成長率に0.2ポイント寄与した。建設業が韓国経済の重荷とならなかったのは、0.2ポイントの成長寄与を示した2024年1〜3月期以来、8四半期ぶりとなる。
4〜6月期と2026年通年の成長率は、中東戦争の戦況に左右される見通しだ。韓国企画財政部は「1〜3月期の大幅成長に伴う反動減に加え、中東戦争の影響もあり、4〜6月期の成長率は調整が避けられないようだ」と説明した。米金融大手シティは、韓国の2026年の経済成長率見通しを2.2%から2.9%に引き上げた。
チョン・ヨンヒョ/ナム・ジョンミン記者 hugh@hankyung.com

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