概要
- イランがホルムズ海峡通航料を初めてイラン中央銀行に預託したと明らかにした。
- イラン議会は、ホルムズ海峡の統制権と通航料徴収の法的根拠を盛り込んだ法案の本会議上程を可決した。
- 法案には、船舶の許可取得義務に加え、通航料をイランリヤルで納付しなければならない内容が盛り込まれた。
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イラン議会副議長「中銀に初の預託」
金額・時期は非公表、現地メディアが一斉報道
統制権の法制化推進、納付はリヤル建て

イランがホルムズ海峡の通航料を初めて中央銀行に預託したと、現地メディアが報じた。海峡の統制と通航料徴収の枠組みを制度化する手続きに入った形だ。
4月23日、プレスTVなどイランの現地メディアによると、ハミド・レザ・ハジ・ババイ国会副議長は、いわゆる「ホルムズ海峡通航料」が初めてイラン中央銀行に預託されたと明らかにした。
ただ、預託額や入金時期などの詳細は公表していない。
イランは2月28日、米国とイスラエルの攻撃直後の対抗措置として、世界の主要なエネルギー輸送路であるホルムズ海峡を武力で封鎖した。
その後は「敵性国、または敵性国と無関係ではない」一部船舶に限って通航を裁量的に認め、この過程で安全保障サービス名目の通航料を徴収していたとの報道が相次いだ。
通航料の規模は公式には明らかになっていない。ただ、タンカーは1バレル当たり1ドル水準で暫定設定されたとの観測が出ていた。超大型タンカーでは200万ドル程度との推計も浮上している。
イラン議会も関連制度の整備を急いでいる。国家安全保障・外交政策委員会は4月21日、ホルムズ海峡に対するイランの統制権を明記し、通航料徴収の法的根拠を盛り込んだ「ホルムズ海峡に対するイランの主権確立に関する法律」案の本会議上程を可決した。
法案には、ホルムズ海峡を通過しようとする船舶に対し、イラン当局への関連書類の提出と許可取得を義務付ける内容が盛り込まれた。通航料はイランのリヤルで納付すると明記した。
ホン・ミンソン 韓経ドットコム記者 mshong@hankyung.com

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