原油高圧力強まる 米・イラン交渉膠着でホルムズ海峡リスク浮上

出典
Minseung Kang

概要

  • 世界の 原油価格 は、米・イラン交渉の膠着を受けて上昇圧力が強まり、エネルギー市場の 不確実性 が高まっていると伝えた。
  • ホルムズ海峡が封鎖された場合、国際 原油価格 が1バレル110ドルを上回る可能性があるとのゴールドマン・サックスの見通しが示されたと伝えた。
  • 交渉の 不確実性 と供給混乱への懸念から、今後は ブレント原油 の変動性拡大が意識されており、短期の 原油価格 の方向性を左右する主な変数として、米・イランの追加的な立場の変化とホルムズ海峡の情勢が挙がっていると伝えた。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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世界の原油相場は、米国とイランの交渉が膠着するなかで上昇圧力が強まり、エネルギー市場の不確実性が高まっている。

4月27日、暗号資産専門メディアのSFCトゥデーによると、米国とイランは最近、オマーンで3回目の交渉を30日間にわたって進めたが、合意には至らなかった。交渉進展の遅れを受け、市場では様子見姿勢が広がっている。

ホルムズ海峡を巡る地政学リスクも改めて浮上している。海峡の最も狭い地点は約33キロメートルにすぎないが、1日あたり約2100万バレルの原油が通過し、世界の消費量の約20%を占める重要な輸送路だ。イランは緊張が高まった際、海峡封鎖の可能性に言及してきた。

ゴールドマン・サックスは、海峡が完全に封鎖された場合、72時間以内に国際原油価格が1バレル110ドルを上回る可能性があると見通した。

原油輸入への依存度が高い国の負担拡大を懸念する声も出ている。インドは年間約2320万トンの原油を輸入し、約1440億ドルを支出している。原油価格が10ドル上昇した場合、年間の輸入コストは約90億ドル増えるという。

一方、ブレント原油は足元で1バレル87.4ドル前後で取引され、前週比では約2.3%下落した。ただ、交渉を巡る不確実性と供給混乱への懸念から、先行きの変動性は高まる可能性がある。

市場では、今後の米国とイラン双方の追加的な立場の変化とホルムズ海峡の情勢が、短期の原油相場の方向性を左右する主要な変数になるとみている。

Minseung Kang

Minseung Kang

minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
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