概要
- ビットコイン現物 ETF は9営業日連続で純流入となり、合計で約 21億ドル が流入した。
- オンチェーン指標では、ビットコイン は先物主導の相場が続くなかでも、オンチェーン 需要 がなお純減の状態にあると指摘した。
- オンチェーン 需要 と現物の 買い が伴わなければ、足元の上昇基調の 持続可能性 は限られると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン現物ETFへの資金流入が続く一方、オンチェーン需要は回復していない。こうした見方を暗号資産専門メディアのディクリプトが4月27日に伝えた。
ビットコイン現物ETFは4月24日まで9営業日連続で純流入を記録し、流入額は計約21億ドルに達した。2025年9月以降で最も長い連続流入となった。
週間ベースでも機関投資家の需要は堅調だった。直近3週間の流入額はそれぞれ約8億2370万ドル、約9億9640万ドル、約7億8630万ドルだった。ブラックロック(BlackRock)のIBITは週間で9億8300万ドルの流入となり、過去6カ月で最高を記録した。
一方、オンチェーン指標は逆のシグナルを示している。クリプトクアント(CryptoQuant)のジュ・ギヨン代表は「ビットコインは現在、先物主導の相場となっている。未決済建玉が増えているにもかかわらず、オンチェーンの見かけ需要はなお純減の状態にある」と指摘した。
デリバティブ市場の影響も浮き彫りになっている。4月13日以降のショートポジションの清算額は約28億ドルと、ロングポジションの清算額である約18億ドルを大きく上回った。直近の上昇は、現物需要よりもショートスクイーズが一部けん引した可能性を示している。
ETFへの資金流入をすべて強気シグナルと受け止めるのは難しいとの分析もある。一部の機関投資家は、現物ETFの買いと先物の売りを組み合わせる「キャッシュ・アンド・キャリー」戦略を活用しており、相場の方向性に左右されない中立的な取引が含まれている可能性があるためだ。
ディクリプトは、オンチェーン需要と現物の買いが伴わない限り、足元の上昇基調は持続性が限られると報じた。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





