オープンAI、クアルコム・メディアテックとスマホ開発 AIエージェント照準

出典
Korea Economic Daily

概要

  • オープンAIはクアルコムメディアテック、ラックスシェアと協力し、2028年の量産を目標にスマートフォン向けプロセッサーを基盤とする機器を準備していると明らかにした。
  • この報道を受け、米株式市場の取引開始前にクアルコム株は14%%急騰し、アップル株は1.7%%下落したと伝えた。
  • オープンAIがスマートフォンを発売すれば、世界のスマートフォン市場で約40%%を占めるアップルやサムスンと正面から競合することになると伝えた。

期間別予測トレンドレポート

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出所:ミンチー・クオ氏のXアカウント
出所:ミンチー・クオ氏のXアカウント

オープンAIが台湾のメディアテック、クアルコム(Qualcomm)と組み、スマートフォン向けプロセッサーの開発を進めていることが分かった。スマートフォン計画には中国のラックスシェア(Luxshare)が設計・製造の独占パートナーとして加わる見通しで、量産は2028年を見込む。実現すればアップルのiPhoneやサムスン電子のGalaxyに対抗する試みとなる。

この報道を受け、米株式市場の取引開始前にはクアルコム株が14%急騰し、アップル株は1.7%下落した。

TFインターナショナル証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は4月27日、X(旧ツイッター)にこうした内容を投稿した。最近の業界調査を通じて、オープンAIがクアルコム、メディアテックとスマートフォン向けプロセッサー開発で協力していることを確認したという。

クオ氏は、この端末の特徴はAIエージェントにあると指摘した。生産開始は2028年としたうえで、「仕様とサプライヤーは2026年末、または2027年1〜3月までに確定する」との見通しを示した。同氏はアップルに関する正確な予測で知られる。

オープンAIは2025年5月、アップルの著名デザイナーであるジョニー・アイブ氏のスタートアップ、io Productsを65億ドルで買収し、アイブ氏に関連事業を率いさせてきた。iPhoneをデザインしたアイブ氏の起用を受け、オープンAIがスマートフォンなどハードウエア事業への進出を視野に入れているとの観測が広がっていた。

クオ氏は、オープンAIが電話機の開発を目指す理由として、基本ソフトとハードウエアの両方を全面的に統制することで、包括的なAIエージェントサービスを提供できる点を挙げた。加えて、スマートフォンはリアルタイムAIエージェントの学習に欠かせない利用者のその時々の状況を捉えられる唯一の端末だと分析した。当面はスマートフォンが最も規模の大きい機器であり続けるとも付け加えた。

一方、一部メディアは計画中の端末がスマートフォンではない可能性も報じている。ウォール・ストリート・ジャーナルは2025年、サム・アルトマン氏が社員に対し、この機器は携帯電話やノートパソコンと併用する「第3の中核機器」になると語ったと伝えた。

ロイター通信によると、オープンAIは足元で赤字が膨らむなか、周辺プロジェクトから手を引き、企業向けコーディングツールの開発に集中している。

オープンAIがスマートフォンを発売すれば、世界のスマートフォン市場の約40%を占めるアップル、サムスンと正面から競合することになる。

クアルコム株は年初来で13%下落している。18営業日続伸で年初来ほぼ50%上昇したフィラデルフィア半導体株指数の構成銘柄のなかでは、最も低調なパフォーマンスだった。

クアルコムは4月29日(水)の取引終了後、2026会計年度第2四半期決算を発表する予定だ。

キム・ジョンア客員記者 kja@hankyung.com

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