JPモルガン幹部「資産トークン化、流動性問題の万能薬ではない」

出典
JH Kim

概要

  • オリバー・ハリス氏は、資産トークン化流動性問題を解決する万能の解決策ではないと述べた。
  • 同氏は、真の変化は個別の資産トークン化ではなく、それを支えるシステム再構築から生まれると説明した。
  • ハリス氏は、技術規制が十分に成熟し、大手銀行がブロックチェーンインフラへの投資拡大に動いていると付け加えた。

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資産トークン化は金融市場の流動性問題を解決する万能薬ではない――。そんな見方をJPモルガン幹部が示した。一方で、金融インフラを変える可能性は大きいと強調した。

コインデスクが4月29日に報じた。JPモルガンのキネクシス(Kinexys)の新責任者、オリバー・ハリス氏は「資産トークン化は流動性問題を解決する万能の解決策ではない」と語った。

同氏は、真の変化は個別資産のトークン化そのものではなく、それを支えるシステムの再構築から生まれると説明した。

あわせて、暗号資産技術は既存の金融バックエンドシステムを置き換える準備が整っているとの認識を示した。

ハリス氏は「技術と規制は十分に成熟した」と述べ、大手銀行がブロックチェーンインフラへの投資拡大に動いていると付け加えた。

市場では、資産トークン化が短期的な流動性改善よりも、長期的な金融構造の変化に影響を及ぼす可能性に注目が集まっている。今後は制度整備とインフラ構築が主な変数となる。

写真:Shutterstock
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