概要
- アマゾン、アルファベット、MS、メタの4社は、1〜3月期にAI需要を追い風に市場予想を上回る好決算を確保したと明らかにした。
- アルファベット、メタ、MS、アマゾンは、クラウドとAIインフラの需要が供給を上回っているとして、今年のCAPEXを大幅に拡大する方針を示した。
- 決算発表後、アルファベットとアマゾンの株価は時間外取引でそれぞれ7%%、2.7%%上昇した一方、メタは7%%前後下落した。
期間別予測トレンドレポート


クラウド成長が好業績けん引
メタ・アルファベット、年内インフラ投資上積み

アマゾン、アルファベット(グーグル親会社)、マイクロソフト(MS)、メタの4社が、人工知能(AI)需要を追い風に2026年1〜3月期に市場予想を上回る好決算をそろって確保した。各社はAI向け供給が需要に追いついていないと口をそろえ、AIインフラ投資を拡大する方針を示した。
4社が同日に発表した1〜3月期売上高はいずれも市場予想を上回った。アマゾンは前年同期比17%増の1815億ドル、アルファベットは22%増の1099億ドル、MSは18%増の829億ドルだった。メタは33%増の563億ドルと、2021年以降で最大の増収率となった。
全体業績をけん引したのはクラウド部門の高成長だ。グーグル・クラウドの売上高は前年同期比63%増の200億2000万ドルだった。2025年10〜12月期に2400億ドルだったクラウド受注残高は、直近四半期に4600億ドルとほぼ2倍に膨らんだ。グーグルは企業向けAIツールと独自AI半導体「Tensor Processing Unit(TPU)」への需要が伸びを支えたと説明した。
アマゾンのクラウド売上高は前年同期比28%増の376億ドルだった。MSのAzureなどクラウド事業も40%伸び、前四半期並みの増勢を維持した。
ビッグテック各社は、そろって供給不足を訴えた。グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、需要を満たせていればクラウド売上高はさらに大きかったと述べた。アマゾンのアンディ・ジャシーCEOは、顧客のAI投資が増えるほど中核サービスへの需要もそれに応じて拡大していると語った。MSのエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は、顧客需要が利用可能なコンピューティング能力を上回っていると指摘した。メタのスーザン・リーCFOは、コンピューティング需要を継続的に過小評価してきたと明らかにした。
AIインフラ投資拡大に向けた設備投資額(CAPEX)は前四半期から一段と増えた。アルファベットは今年のCAPEX見通しを、昨年10〜12月期決算時に示した1750億〜1850億ドルから1800億〜1900億ドルへ引き上げると発表した。メタも1150億〜1350億ドルから1250億〜1450億ドルへ拡大する方針を示した。今年のCAPEX見通しを初めて示したMSは、前年より61%多い1900億ドルを投じるとした。市場予想の1470億ドルを大きく上回る水準だ。アマゾンは先に示していた2000億ドルの投資計画を維持する。
通常取引終了後に決算を発表した4社の株価は、時間外取引で明暗が分かれた。アルファベット株はクラウド成長を材料に7%上昇し、アマゾンも2.7%高となった。一方、メタは7%前後下落した。
シリコンバレー=キム・インヨプ特派員 inside@hankyung.com

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