概要
- ロシアは OPECプラスを離脱する意思は全くない と表明し、産油国連合の結束に亀裂が入るとの懸念を打ち消した。
- ノバク副首相は、OPECプラスの協力は石油市場のリスク緩和と投資戦略の維持に寄与する と強調した。
- カザフスタンも 参加形態の変更は議題にない として連鎖離脱説を否定した。FTは、UAEの動きが連鎖離脱を招かなければ、OPEC体制が致命的な打撃を受けることはない と分析した。
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ロシアは、石油輸出国機構(OPEC)と主要な非加盟産油国による協議体「OPECプラス」から離脱する意思はないと改めて表明した。アラブ首長国連邦(UAE)の離脱表明を受けて広がった産油国連合の足並みの乱れへの懸念を打ち消した。

4月30日、タス通信によると、ロシアのアレクサンドル・ノバク副首相はミネラリヌィエ・ボディで開かれた投資イベントで「世界最大の産油国であるロシアに、OPECプラスの協力枠組みから撤退する意思は全くない」と語った。
ノバク氏は、OPECプラスの協力について、危機時に石油市場のリスクを効果的に和らげ、投資戦略や産業発展の見通し、国家間の継続的な協力の維持に資すると強調した。他の加盟国もロシアと同じ立場を維持するとの見通しも示した。
今回の発言は、UAEが4月28日にOPECとOPECプラスからの離脱を電撃的に表明した直後に出た。ノバク氏はこの件を巡り、協議体を主導するサウジアラビアとロシアの間で、別途の協議はまだ行われていないと付け加えた。
中央アジアの産油国カザフスタンのエネルギー省も4月29日の声明で「現時点で協議体への参加形態の変更は議題に上っていない」とし、連鎖離脱説を否定した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、UAEの動きが他国の連鎖離脱を引き起こさない限り、OPEC体制が致命的な打撃を受けることはないと分析した。
パク・サンギョン 韓経ドットコム記者 highseoul@hankyung.com

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