概要
- アッバス・アラグチ・イラン外相は米国防総省が対イラン戦争の費用を過少に示したとし、実際の損失は1000億ドルに上ると主張した。
- 2月28日に始まったイラン戦争について、米国防総省は250億ドルを支出したとしているが、CNNは実際の費用が400億〜500億ドルに達する可能性があると伝えた。
- アラグチ外相は、米国の納税者は1世帯あたり月500ドルの負担を強いられており、イスラエル第一主義が米国を後回しにしていると訴えた。
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アッバス・アラグチ・イラン外相は5月1日、米国防総省が示した対イラン戦争の費用は実態より少なく見積もられていると主張した。
米国との終戦交渉代表団に加わるアラグチ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、「米国防総省はうそをついている」と批判した。
そのうえで、米国はベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相の「賭け」によって、これまでに1000億ドルの損失を被ったと主張した。米国防総省が示した金額の4倍に当たるという。
5月29日には、米国防総省のジェイ・ハースト会計監査官が米下院軍事委員会で証言し、2月28日に始まったイラン戦争に250億ドルを支出し、大半は弾薬費だったと明らかにした。
アラグチ外相は、米納税者が負う間接費用ははるかに大きいとも訴えた。米国家庭の月間納税負担は1世帯あたり500ドルで、急速に増えているとしたうえで、「イスラエル第一主義は常に米国を後回しにする」と強調した。
イランは、ネタニヤフ首相の主戦論にドナルド・トランプ米大統領が説得され、戦争に引き込まれたとの論理を展開している。
これに先立ち、米CNNは、米国防総省が算定した250億ドルの戦費には中東の米軍基地の被害復旧費が含まれていないと報じた。これを加えると、実際に戦争に投じられた資金は400億〜500億ドルに達する可能性があると伝えた。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com

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