概要
- ファルコンXとシグナムは、トークン化信用商品、オンチェーンのストラクチャード信用商品を共同で投入し、機関投資家の資金をブロックチェーン基盤の信用市場に呼び込む構造を打ち出した。
- この商品は、超過担保型融資、リアルタイムの担保管理とリスク監視、外部機関による管理・検証を特徴とし、シグナムの顧客のうち適格機関投資家に限って提供する。
- 市場では、今回の提携を伝統金融とブロックチェーン基盤の信用市場をつなぐ事例であり、トークン化金融商品の広がりを示す動きとみている。
期間別予測トレンドレポート



暗号資産プライムブローカーのファルコンX(FalconX)は、スイスのデジタル資産銀行シグナム(Sygnum)と提携し、トークン化信用商品を投入する。機関投資家の資金をブロックチェーン基盤の信用市場に呼び込む狙いがある。
5月5日、暗号資産専門メディアのザ・ブロックが報じた。両社はオンチェーンのストラクチャード信用商品を共同で提供する。超過担保型融資をもとに設計したトークン化信用商品で、機関投資家がデジタル資産の信用市場にアクセスできるようにする。
シグナムはDesygnate(デザイグネート)プラットフォームを通じて貸し手を担う。既存の暗号資産ベースの信用戦略を、規制の枠内にある金融商品として提供する仕組みだ。
ファルコンXは特別目的事業体(SPV)を通じて信用を供給する。融資は超過担保方式で運営する。担保管理とリスク監視はリアルタイムで実施し、外部機関が管理と検証を担う。
商品はシグナムの顧客のうち適格機関投資家に限って提供する。米国の投資家は参加できない。
ファルコンXは「トークン化は機関投資家向け信用市場を変えつつある。投資家は、より構造化され透明性の高い形でデジタル資産融資市場に参加することを望んでいる」と述べた。
シグナムは「金融市場のオンチェーン移行は急速に進んでいる。新たな金融インフラの環境でも顧客支援を続ける」と説明した。
市場では、今回の提携は伝統金融とブロックチェーン基盤の信用市場をつなぐ事例と受け止められている。トークン化金融商品の広がりを示す動きでもある。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





